令和6年12月19日 木曜日 午後2時45分~午後4時15分
講師:
根本 千聡(日本伝統音楽研究センター特別研究員)
王朝文化の最盛期、雅楽が盛んに催されていた宮廷社会では、笛はもっぱら男性が演奏する楽器でした。しかし、そんな時代にありながら、笛演奏に堪能なことで知られた女性音楽家が二人います。笛の名手として名を馳せた大神基政の娘「夕霧」と、音楽に秀でた家筋に連なる藤原宗輔の娘「若御前」です。
今回は、あまり多いとはいえない両名に関する資料を整理し、具体的にどのような特徴をもつ音楽家であったのか、楽曲の推定復元をまじえつつ検討します。
公開: 2024年10月31日
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