平成28年5月12日木曜日 午後2時40分~午後4時10分
講師:
大西 秀紀(日本伝統音楽研究センター客員研究員)
日本の子どものために作られたレコードの歴史は古く、明治の出張録音期からすでに唱歌が三味線音楽や謡曲とカタログ上で肩を並べていました。大正に入るとお伽劇、お伽歌劇といった新しいジャンルが生まれ、大人達は子どものために手の込んだレコード作りに心血を注ぎます。今回は北村季晴作「ドンブラコ」(大正2年発売、5枚10面)を中心に、巌谷小波・佐々紅華作「ウサウサ兎」、「ウントコ爺さん」、小波自身の朗読による「正直正吉」などをお聴きいただきます。
公開: 2016年04月13日 最終更新: 2018年03月27日
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