平成28年9月1日木曜日 午後2時40分~午後4時10分
講師:
武内 恵美子(日本伝統音楽研究センター准教授)
琴(七絃琴/古琴)は「減字譜」という専用の楽譜を用います。この楽譜は他の楽譜と同様、記譜の限界と問題を抱えており、残念ながらリズムが記載されないため、伝承が途絶えてしまい、楽譜だけ残っている曲の再現には再現する人の解釈が入る余地があります。今回は江戸時代の日本人で琴を演奏した浦上玉堂の記した楽譜『玉堂琴譜』の再現例を聴き比べることで、打譜と呼ばれる琴曲の再現について考えます。
公開: 2016年04月13日 最終更新: 2018年03月27日
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