平成29年7月20日木曜日 午後2時40分~午後4時10分
講師:
武内恵美子(日本伝統音楽研究センター准教授)
安藤朴翁(1627-1702)は京都で儒学や和歌を学び、後に伏見宮に仕えた、江戸時代前期の国学者です。朴翁は琴の演奏家の中でも最初期の人物、木下長嘯子(1569-1649)に師事して琴に親しみ、京都独自の琴の流れをくみました。彼が貞享4年(1687)に作成させたとみられる琴は、田辺尚雄氏より寄贈され、現在は伝音センターに所蔵されています。その朴翁琴を修復し、今回およそ330年ぶりに縁のある京都の地で演奏することで復活を果たします。安藤朴翁が聴いたであろう琴韻を、琴演奏家の伏見无家氏の演奏で聴いていただきます。
本企画は京都市立音楽芸術文化振興財団(ウエスティ)との共催です。
公開: 2015年03月19日 最終更新: 2018年03月27日
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