平成24年10月4日木曜日 午後2時40分~午後4時10分
講師:
前島 美保(日本伝統音楽研究センター非常勤講師)
文政十三年(1830)大坂角の芝居のこの替り狂言「けいせい雪月花」 にて上演された三代目中村歌右衛門(金沢龍玉)作「雁のたより」は、 江戸後期上方歌舞伎の世話物を代表する作品として、代々上方の役 者や囃子方の間に受け継がれてきました。今回は、大正四年(1915) に発売された初代実川延二郎(二代目延若)主演「雁のたより」の SPレコードを中心に聴きながら、上方らしい囃子とは何かについて 考えてみたいと思います。
公開: 2012年03月28日 最終更新: 2018年03月28日
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