令和3年 3月11日 木曜日 午後2時40分~午後4時10分
講師:
田鍬智志(日本伝統音楽研究センター准教授)
越殿楽といえば、雅楽の中で最も知られている一曲でさまざまな場面で耳にする機会のおおい曲ですが、実に奇妙な曲です。この曲は、古典雅楽曲のなかでは最も「小規模な曲」というだけでなく、「平調、盤渉調、黄鐘調」の3つもの調で演奏され、かつ、「最後まで演奏したあと最初にかえって曲の途中で終わる」という特殊な形式となっています。なぜこのような他の曲にはない特徴がこの曲にだけみられるのでしょうか。その歴史を紐解いてみましょう。
ご注意:今回の伝音セミナーはライブ配信となりますので、会場での聴講はできません。
日本伝統音楽研究センターFacebookページhttps://www.facebook.com/kcua.rijtmを通じてライブ配信を行います。(FaceBookアカウントを持っていない方で
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公開: 2020年11月12日 最終更新: 2020年11月19日
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