令和6年11月28日 木曜日 午後2時45分~午後4時15分
講師:
中野 ふくね(大学院美術研究科博士(後期)課程美術専攻芸術学領域2年)
人形浄瑠璃文楽には、〈型〉と総称される人形の定型化された動作が存在しています。
女方の人形が背中を見せて反り返り、嘆きの頂点を表現する動作は「うしろぶり」と呼ばれる代表的な型のひとつで、浄瑠璃の聴きどころとなるクドキの場面で舞台を彩ってきました。文楽の人形遣いたちは、この「うしろぶり」をどのように表現してきたのでしょうか。
細部の比較を通じて、分析を試みます。
(修士学位取得にかかる公開プレゼンテーション)
公開: 2024年10月31日
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