平成20年11月6日(木) 午後2時30分~午後4時30分
講師:
後藤 静夫(センター教授)
普遍的な内容と優れた文学性を備えた義太夫浄瑠璃は、その語りにおいては重厚、豪放な印象を人々に与えています。事実、その印象を裏付ける演奏を展開した太夫達は数多います。中には「難声」、「悪声」と評されながら一時代を画した名人上手も少なくないばかりか、「義太夫では美声は大成しない」とすら云われることもあります。一方残されたSPレコードには、いわゆる「美声」の太夫達の演奏が相当数存在します。音源を聞きながら義太夫節の「声」を考えてみたいと思います。
公開: 2008年07月31日 最終更新: 2018年03月30日
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