令和6年6月20日 木曜日 午後2時45分~午後4時15分
講師:
藤田 隆則(日本伝統音楽研究センター教授)
能楽の中には、主人公が、謡ではなく笛の伴奏で舞う部分があります。
代表的なものに「序ノ舞、神舞、男舞、中ノ舞、早舞」がありますが、これらはいずれも「呂中干」形式、つまり基本となる旋律型(地)が「中、干、中、呂」の四句で構成される形式をもっています。
「呂中干」という呼称の由来やその起源も、これまでほとんど研究されていません。
ひとつの古い資料を手掛かりに、起源をたずねてみようと思います。
公開: 2024年06月06日 最終更新: 2024年08月01日
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