令和4年11月24日 木曜日 午後2時40分~午後4時10分
講師:
田鍬 智志(日本伝統音楽研究センター准教授)
東大寺大仏開眼会でも舞われた《蘇芳菲(そほうひ)》は、親子の霊犬に扮した舞。平安朝に入り、《蘇芳菲》は「競馬節会」行幸の被りものキャラクターに採用され、馬のような姿に変更されます。競馬節会は日吉社や新日吉社においても「小五月会」として創始され、天台神道とともに地方に広まり、おそらく中世初頭頃には因幡の地に根付いたと考えられます。江戸期には御獅子とよばれ、近代に入り麒麟と呼ばれるようになりました。はたして麒麟獅子は《蘇芳菲》の生き残りなのでしょうか?
ご注意:今年度の伝音セミナーはライブ配信となりますので、会場での聴講はできません。
日本伝統音楽研究センターYoutubeチャンネルhttps://www.youtube.com/c/kcuarcjtmよりご覧くださ
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公開: 2022年09月22日 最終更新: 2022年11月24日
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