内容
日本のレコード会社で最も長い歴史を誇る日本コロムビアは、平成22年に創立100周年を迎えました。当センターも、それに伴いSPレコードの時代をたどる展示を催しましたが、23年度最初のセミナーでは、それらの展示品の音に耳を傾けながら、あらためて日蓄-コロムビアの歴史を振り返りました。
セミナーで視聴した資料一覧
- 【1】 浪花節 神崎後日物語
- 口演 二代吉田奈良丸
ニッポノホン1894(大正2年1月発売)
- 【2】 義太夫 朝顔日記
- 弾語り 豊竹呂昇
ローヤル2058(明治44-大正2年発売)
- 【3】 謡 弱法師
- 梅若万三郎〈謡〉、石田清吉〈大鼓〉、三須平司〈小鼓〉、一噌要三郎〈笛〉
ローヤル1501(明治43年発売)
- 【4】 昔の浅草奥山
- 東京浅草 お馴染み玉乗り一座 口上 橘家万笑
ニッポノホン121(大正4年発売)
- 【5】 お伽歌劇 ドンブラコより
- 北村季晴・初子 帝国劇場オペラ及びオケストラ部員
アメリカン2390(第5面)(大正2年8月発売)
- 【6】 桃太郎・日の丸旗
- 演奏 日蓄歌劇部員
桃太郎レコード11(大正5年発売)
- 【7】 LOVE OF MOTHER LAND
- 唄 MARIA KARINSKAIYA
インターナショナル3206(大正7年9月発売)
- 【8】 掛合義太夫 千本桜道行(下)
- 堀江廓義太夫名妓連
浄瑠璃 石子、いし、石之助
三味線 米二、扇ぶり、菊太郎
ニッポノホン17502-B(昭和5年6月発売)
- 【9】 ジャズコーラス 街の人気者
- 唄 中野忠晴とコロムビア・リズム・ボーイズ
伴奏 奥山貞吉指揮
コロムビア・ジャズバンド
コロムビア28033-A(昭和9年10月発売)
- 【10】 女性四部合唱・独唱付 さくら
- 木下保指揮、東京音楽学校生徒
コロムビア33435-A(昭和12年4月発売)
- 【11】 童謡連曲 人形
- 唄 飯田ふさ江、田中陽子、外児童
管弦楽伴奏
コロムビア 33602-B(昭和14年3月発売)
- 【12】 満州鉄道唱歌
- 唄 霧島昇、松原操
伴奏 コロムビア・オーケストラ
コロムビア 30435(昭和14年12月発売)
- 【13】 松竹少女歌劇団 大阪名物年中行事 春のおどり宣伝盤
- タップ 勝浦千浪、台詞 京マチ子
独唱 水上ましろ、草鹿多美子
伴奏 松竹爆音部隊
コロムビア A-655(昭和16年制作)
- 【14】 久米歌
- 多忠龍〈拍子〉、東儀民四郎〈篳篥〉
多重雄〈笛〉、東儀和太郎〈和琴〉
「伊庭孝撰 日本音楽史(邦楽傑作集第49輯)」
コロムビア35411(10枚組の内第一面)(昭和9年2月発売)
*この曲の解説 田鍬智志(日本伝統音楽研究センター非常勤講師)
- 【15】 馬見岡綿向神社 登り山
- 日野曳山囃子連中
リーガル 150279(昭和16年9月臨時発売)
*この曲の解説 齊藤尚(日本伝統音楽研究センター学芸員)
- 【16】 ロカビリー剣法
- 唄 美空ひばり
伴奏 コロムビア・オーケストラ
コロムビアA3037(昭和33年6月発売)
- 【18】 義太夫 堀川 猿廻し
- 浄瑠璃 三代竹本大隅太夫
三味線 三代豊沢団平、初代豊沢仙之助〈ツレ〉
シンホニー32/33(第3・4面)(明治43年5月発売)