伝音セミナー

平成29年度後期 伝音セミナー

日本の希少音楽資源にふれる

京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センターでは、平成29年度(後期)「伝音セミナー 日本の希少音楽資源にふれる」を下記のとおり開催しますので、お知らせします。
日本伝統音楽研究センターの教員が講師となり、SPレコード等に残された迫力ある演奏を紹介する無料の講座です。
日本の伝統音楽に触れるのは初めてという方にも、気軽に受講していただけるセミナーですので、多数の御参加をお待ちしております。

次回伝音セミナーのご案内

平成29年度 第9回伝音セミナー
内容 希少音源をを鑑賞しながら、歌や演奏等の紹介・解説等を行います。

音曲萬歳を聴く
漫才といえば、現在は話芸の一つに考えられていますが、かつては音楽を中心に芝居や曲弾きをみせるバラエティー豊かな芸能でした。このセミナーでは寄席で行われていた三曲萬歳や五目浄瑠璃などの音源を通じて音曲萬歳としての多様な姿を紹介します。

進行役:薗田 郁(日本伝統音楽研究センター非常勤講師)
日時 平成30年3月22日(木曜日)午後2時40分〜午後4時10分
会場 京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センター
合同研究室1(新研究棟7階)
(京都市立芸術大学へのアクセス http://www.kcua.ac.jp/access/
参加費 無料。
問合せ先

京都市立芸術大学 教務学生支援室 事業推進担当
Tel.075-334-2204
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平成29年度後期開催スケジュール

第5回 12月14日
(終了しました)
新内節の魅力に迫る〜初めて好きになった日本の伝統芸能
(修士審査プレゼンテーション)

新内節は三味線にのせて物語を語って聞かせる芸能です。大正から平成にかけて多くの新曲を創作した、新内節演奏家、岡本文弥(1895-1996)の著書を基に、演奏音源を聴きながら、新内節の面白さに迫ります。


進行役:林 一行(本学大学院音楽研究科修士課程日本音楽研究専攻)
第6回 12月21日
(終了しました)
近代真言声明の変化
(修士審査プレゼンテーション)

真言声明の一派である南山進流について発表を行います。明治以降を中心に、現在まで相伝している南山進流声明の節回しがどのように変化してきたかを探ります。参加型で実唱を体験していただきます。

進行役:吉岡倫裕(明壽院住職、本学大学院音楽研究科修士課程日本音楽研究専攻)
第7回 1月11日
(終了しました)
田邉尚雄が巡った沖縄

大正11年、音楽学者の田邉尚雄は東洋音楽研究のため沖縄へ渡り、島々の音楽・芸能と出会いました。今回のセミナーでは、田邉が行った調査行程を辿りながら、現地で触れた数々の民謡を田邉自身の録音やSP盤の復元音源でお聴きいただきます。


進行役:
出口 実紀(日本伝統音楽研究センター非常勤講師)
第8回 3月1日
(終了しました)
オリエントの謡曲SPレコードを聴く

大正元年に京都で生まれたオリエントレコード。その多彩なラインナップの全貌が近年の研究で明らかにされました。今回はその中から、謡曲・狂言謡の名盤を紹介します。謡文化の地京都から発信された貴重な音源を通して、近代の京都能楽界の足跡をたどります。

進行役:高橋 葉子(日本伝統音楽研究センター客員研究員)
第8回 3月22日 音曲萬歳を聴く

漫才といえば、現在は話芸の一つに考えられていますが、かつては音楽を中心に芝居や曲弾きをみせるバラエティー豊かな芸能でした。このセミナーでは寄席で行われていた三曲萬歳や五目浄瑠璃などの音源を通じて音曲萬歳としての多様な姿を紹介します。

進行役:薗田 郁(日本伝統音楽研究センター非常勤講師)

 

最終更新日:2018/3/1 | 公開日:2017/9/7