伝音セミナー

平成30年度後期 伝音セミナー

日本の希少音楽資源にふれる

京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センターでは、平成29年度(後期)「伝音セミナー 日本の希少音楽資源にふれる」を下記のとおり開催しますので、お知らせします。
日本伝統音楽研究センターの教員が講師となり、SPレコード等に残された迫力ある演奏を紹介する無料の講座です。
日本の伝統音楽に触れるのは初めてという方にも、気軽に受講していただけるセミナーですので、多数の御参加をお待ちしております。

次回伝音セミナーのご案内

平成30年度 第1回伝音セミナー
内容 希少音源をを鑑賞しながら、歌や演奏等の紹介・解説等を行います。

国際文化振興会レコード (KBS)に収められた謡曲と声明
伝音セミナーは2006 年に始まりました。今回は初心にかえり、昭和18 〜 19 年に国際文化振興
会によって制作された「日本音楽集」の中から、声明および能・狂言の録音をききたいと思います。
喜多六平太(初世)、宝生新ら名人の謡と、現代の録音との比較も試みます。どのような音が鳴り
響くのか、ご期待ください!

進行役:藤田 隆則(日本伝統音楽研究センター教授)
日時 平成30年5 月1 0 日( 木)(木曜日)午後2時40分〜午後4時10分
会場 京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センター
合同研究室1(新研究棟7階)
(京都市立芸術大学へのアクセス http://www.kcua.ac.jp/access/
参加費 無料。
問合せ先

京都市立芸術大学 教務学生支援室 事業推進担当
Tel.075-334-2204
>> 問い合わせフォーム



平成30年度前期開催スケジュール

第1回 5 月1 0 日
国際文化振興会レコード (KBS)に収められた謡曲と声明


伝音セミナーは2006 年に始まりました。今回は初心にかえり、昭和18 〜 19 年に国際文化振興会によって制作された「日本音楽集」の中から、声明および能・狂言の録音をききたいと思います。
喜多六平太(初世)、宝生新ら名人の謡と、現代の録音との比較も試みます。どのような音が鳴り
響くのか、ご期待ください!


進行役:藤田 隆則(日本伝統音楽研究センター教授)
第2回 6 月7 日( 木)
説教節を聴く

説教節は長い歴史のなかで盛衰を繰り返しながら、現代に根強く残っている語り芸です。このセミナー ではその移り変わりを辿りつつ、特に明治期に親しまれた説教節を取り上げます。日本各地に残さ れた近現代の音源を聴き比べ、当時の民衆を惹き付けた説教節の魅力について考えてみます。

進行役:薗田 郁 (日本伝統音楽研究センター非常勤講師)
第3回 7 月5 日( 木)
雅楽の今昔( その3 ) ─ こんにちの古譜解読と創作─

日本の雅楽は長い伝承の間、盛衰を経て今日に至っています。古楽譜解読の結果立ち現れる音楽は、解読者によりかなり異なります。そのような古譜解読の問題を洗い出し、またこんにちの創作の動向も探ってみます。でんおん管絃講による平安中期楽譜再現演奏の最新録音もお聴きいただきます。


進行役:
ジョライ アンドレア( 国際日本文化研究センター 日本学術振興会研究員・伝音センター共同研究員)
田鍬 智志(日本伝統音楽研究センター准教授)
第4回 9 月6 日( 木) 京都のうた (その4)

「京都のうた」の4 回目は、「第三高等学校逍遙歌」「京都府立第三中学校(現・府立山城高)校歌」「同 志社大学校歌」「立命館大学校歌」など京都の学校関係のレコードをはじめ、河原町三条角にあっ た日本録音文化協会(NRBK)制作の「火の用心」「上鴨子供の歌 春はさんやれ」「大枝音頭」、 大正15 年発売の宇治検番芸妓連中による「茶摘踊」などをお聴き頂きます。

進行役:大西 秀紀 ( 日本伝統音楽研究センター客員研究員)

 

最終更新日:2018/3/22 | 公開日:2018/3/22