伝音セミナー

平成24年度前期 伝音セミナー

日本の希少音楽資源にふれる

京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターでは、平成24年度前期セミナー「日本の希少音楽資源にふれる」を開催します。
前期セミナーでは、全4回それぞれのテーマに沿って、SPレコード等に残された迫力ある演奏を紹介し、昭和の時代には身近に存在していた雅楽、琵琶、浄瑠璃、民謡、わらべうた等に解説をくわえながら、歴史を振り返りつつ、これからの伝統音楽の方向を探っていきます。
日本の伝統音楽などの市民講座に参加するのは初めてという方にも気軽に受講いただけるセミナーですので、多数の御参加をお待ちしております。

次回伝音セミナーのご案内

平成24年度 第4回伝音セミナー
内容 希少音源をを鑑賞しながら、歌や演奏等の紹介・解説等を行います。

「能の囃子の録音をきく」

謡を引き立てるのが、笛や鼓や太鼓などの囃子の主たる役割です。囃子は陰の主役?ともいえます。伝音セミナーでは、何度か囃子の 入った謡のSP録音を取り上げました。第4回も様々な名人達に焦点 を当てて、音源を聴きます。「京観世の記録化」研究会の主要メンバーを交え、過去の囃子にどのような魅力があるのか、探りたいと思 います。

進行役:藤田隆則(日本伝統音楽研究センター 准教授)
日時 平成24年9月6日(木曜日)午後2時30分〜午後4時30分
会場 京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センター
合同研究室1(新研究棟7階)
(京都市立芸術大学へのアクセス http://www.kcua.ac.jp/access/
定員 午後2時受付開始、先着50名。
参加費 無料。
問合せ先

京都市立芸術大学 事業推進担当
Tel.075-334-2204

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

Tel.075-253-1509
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平成24年度前期開催スケジュール

*各回とも午後2時受付開始、会場は日本伝統音楽研究センター7階合同研究室1です。

第1回 5月10日
(終了しました)

「三世竹本大隅太夫の『熊谷陣屋』を聴く」

本学は平成23年度、千数百枚の義太夫節SPレコードの寄贈を受けました。まだ整理の段階ですが、平成24年度第1回の伝音セミナーはそれらの中から、明治期の義太夫節の名人三世竹本大隅太夫の米コロンビア盤7枚組『一ノ谷熊谷陣屋』をお聴き頂きます。三味線は若き日の三世鶴沢清六です。

進行役:大西秀紀(日本伝統音楽研究センター非常勤講師)
第2回 6月7日
(終了しました)

「謡の録音をきく」

この講座では何度か謡のSP録音を取り上げてきました。第2回講座も謡の様々な名人達に焦点をあてて、音源を聴いていきます。現在、日本伝統音楽研究センターでは、古い謡の姿を明らかにすることを目指す「京観世の記録化」という研究会を開催しています。講座では、研究会の主要メンバーを交えて、過去の謡にはどのような魅力があったのか、探りたいと思います。

進行役:藤田隆則(日本伝統音楽研究センター 准教授)
第3回 7月5日
(終了しました)
「『寺子屋』のいろいろ」

『菅原伝授手習鑑』四段目切の「寺子屋の段」は、義太夫節の中の人気曲のひとつで、これまでにも多くの演奏がレコード化されています。第3回は平成23年度の「でんおん連続講座B 義太夫節の音楽としてのしくみを理解する」とリンクするかたちで、SPレコードに残されたさまざまな「寺子屋」の聴き比べをいたします。

進行役:
大西秀紀(日本伝統音楽研究センター非常勤講師)
第4回9月6日
(木曜日)
「能の囃子の録音をきく」

謡を引き立てるのが、笛や鼓や太鼓などの囃子の主たる役割です。囃子は陰の主役?ともいえます。伝音セミナーでは、何度か囃子の 入った謡のSP録音を取り上げました。第4回も様々な名人達に焦点 を当てて、音源を聴きます。「京観世の記録化」研究会の主要メンバーを交え、過去の囃子にどのような魅力があるのか、探りたいと思 います。

進行役:藤田隆則(日本伝統音楽研究センター 准教授)

後期(10月以降)のスケジュールはこちらをご覧ください
>> 平成24年度後期伝音セミナー

最終更新日:2012/8/9 | 公開日:2012/3/28