京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター

平成24年度後期「でんおん連続講座」の開催について


京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センターでは、日本の伝統的な音楽や芸能、その根底にある文化の構造を研究し、その成果の発表、市民の皆様への還元として、公開講座やセミナーを開催しています。
「でんおん連続講座」では、多くの方に日本の伝統音楽や芸能について理解を深めていただけるよう、音源・映像を用いて説明を行いつつ、歴史的資料、口伝書、楽譜等の演奏資料を読み進めます。 専門的なテーマに気軽に触れていただける市民講座となっております。
皆様のご参加をお待ちしております

講座について

 

連続講座C
「雅楽よもやま噺〜音と文字からのアプローチ〜」
講師 田鍬智志 (准教授)、三島暁子(非常勤講師)
開講日・時間

平成24年10月17日(水)、18日(木)、24日(水)、25日(木)、31日(水)

各日とも 10時40分〜14時30分 (昼休憩12時10分〜13時)
(全10回、5日間)

会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >>地図
内容 講師二人がそれぞれの研究立場から、雅楽のいくつかの楽曲にまつわる、あんな話・こんな話を繰り広げ、それぞれの時代における"雅楽が奏された意味・雅楽に託された意義"を考えます。
田鍬講師による講座では、平安末期や鎌倉期の古い楽譜から、その当時の雅楽の調べを再現し元来それぞれの曲が持っていた、情感を引き出します。
三島講師による講座では、古記録や音楽説話といった文字史料から、楽人の活動やその曲が受容されていた"場"の具体像を引き出します。
開講日程 *午前の講座は10時40分〜12時10分、昼休憩を挟んで
午後の講座は13時から14時30分となっております。
10月 17日
(水)
午前
概説1:こんにちの雅楽とはことなる中古・中世雅楽の音楽・舞(田)         
午後 概説2:雅楽を奏する意義とは(三島)
18日
(木)
午前 「大曲」にまつわる話あれこれ
〜<萬秋楽>ほか〜
午後
24日
(水)
午前 「童舞」にまつわる話あれこれ
〜<迦陵頻>ほか〜
午後
25日
(木)
午前 「文舞」にまつわる話あれこれ
〜<青海波>ほか〜
午後
31日
(水)
午前 「武舞」「走舞」にまつわる話あれこれ
〜<陵王>ほか〜
午後

受講料 5,000円
定員 50名(先着順で定員になり次第締切)
 
連続講座D
「歌舞伎音楽入門―江戸と上方―」
講師 竹内有一 (准教授)、前島美保(非常勤講師)
開講日・時間

平成25年1月15日(火)、22日(火)、29日(火)
各日とも 10時40分〜14時30分 (昼休憩12時10分〜13時)
(全6回、三日間)

会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >>地図
内容

東京の歌舞伎座が改築中のため、京阪での歌舞伎興行が増えています。この好機に歌舞伎とその音楽の魅力を再発見してみませんか。
歌舞伎とその音楽は,関西と関東を往き来しながら発展してきました。東西の気風がどのように交流しあっているのか、東西それぞれの特徴がどのように発揮されているのかを、音楽的な側面(種目、曲目、演奏、伝承者など)から探ります。
講師2名が前半と後半を分担します。なお、2月上旬に歌舞伎を支える演奏者をテーマに公開講座を開催予定です。その予習講座としてぜひご受講ください。

開講日程 *午前の講座は10時40分〜12時10分、昼休憩を挟んで
午後の講座は13時から14時30分となっております。
1月 15日 午前 概説―歌舞伎音楽の多様性―
午後 江戸と上方の往来1(長唄「浦島」など)
22日 午前 江戸と上方の往来2(常磐津「源太」など)
午後 黒御簾と囃子の役割
29日 午前 台帳・附帳からわかること
午後 東西歌舞伎の音楽演出(「仮名手本忠臣蔵」など)
受講料 3,000円
定員 30名(先着順で定員になり次第締切)
 

申し込み方法・問合せ先など

 

申込方法 京都市立芸術大学 事業推進担当まで、お電話、お葉書、FAX、Eメールのいずれかでお申し込み下さい。お問い合せフォームもご利用いただけます
>> お問い合わせフォーム
1.郵便番号 2.住所 3.氏名 4.電話番号(FAX番号) 5.希望する講座名 
以上をご記入の上お申し込み下さい。

京都市立芸術大学 教務学生支援室 事業推進担当
電話 075-334-2204 FAX 075-334-2281

申込期間

平成24年 8月6日(月)より受付中
*定員に達した場合は締め切ります。

主催 京都市立芸術大学
最終更新日:2012/8/9 | 公開日:2012/8/9