平成23年度 でんおん連続講座D

「『かっぽれ』の謎を解き、踊る」

幕末から近現代の芸能史・音楽史や録音資料において、しばしばその名が登場する「かっぽれ」。なぜ、陽気で愉快な芸能とされるのか、なぜ、たくさんのジャンル・メディアを横断したのか、なぜ、東郷元帥の国葬中継で放送されてしまったのか…。
数々の謎を解き明かす作業を通じて、西洋化・近代化と伝統的・古典的なものとの対峙という図式に収めてしまうことのできない、近現代の音楽文化の特色と本質を捉え直してみましょう。最終日にゲストを招いて、かっぽれの身体表現を体感します。

講 師 竹内 有一 (本学日本伝統音楽研究センター准教授)

ゲスト講師:林家染雀(10月4日のみ)(上方落語協会)

開講日

開講:9月20日(午前・午後)、9月27日(午前・午後)、10月4日(午前・午後)
※全3回(記載の開講日はすべて火曜日です)

時 間 :午前 10:40〜12:10
     午後 13:00〜14:30

開講日程
第1・2回
9月20日
午前 「かっぽれ」への視座
―民謡・歌舞伎・ジャズ・森繁久弥ほか―
午後 ルーツを検証する
―紀州民謡・鳥羽節ほか―
第3・4回
9月27日
午前 梅坊主「元祖カツポレ」
―暢気社会を驚かせてやろう―
午後 陸軍編曲の影響と波紋
―吉川説を洗い直す―

第5・6回

10月4日

午前 近現代の寄席芸への展開
午後 さあ、みんなで踊ってみましょう!
(林家染雀)

会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >>地図
定員 30名(先着順で定員になり次第締切)
受講料 3,000円
申込方法 下記お問い合せフォーム、または京都市立芸術大学 事業推進担当までお電話でお申し込み下さい。
主催 京都市立芸術大学
お問い合わせ 京都市立芸術大学 事業推進担当
電話 075-334-2204 FAX 075-334-2281
>> お問い合わせフォーム
最終更新日:2011/9/6 | 公開日:2011/6/9