人形浄瑠璃文楽で演奏される「義太夫節」は、劇場音楽としてすばらしい表現力を発揮し、現代の鑑賞者を感動させてくれます。
その感動は、台本である浄瑠璃作品が優れている事が前提になっています。
「義太夫節」の台本は「丸本」と呼ばれ、読み物としても広く流通・享受されていました。木版刷りの丸本は一見難しそうですが、少し慣れれば案外と読みやすいものです。スケールの大きな、しっかりとしたストーリーが、独特で洗練された文体で表された作品は、読み進んでいくと引き込まれ、次の展開を知りたくなっていく楽しみが味わえると思います。
文楽や義太夫節の概略や構造を学んだ上で、10年度前期の「菅原伝授手習鑑・三段目桜丸切腹の段」に続き、平家の公達・惟盛を助けるため、思いがけぬ悲劇に巻き込まれる親子の苦悩を描く「義経千本桜・三段目すし屋の段」を原文で読んでみましょう。活字翻刻を参照しながら、変体仮名の読み方も学んでみましょう。
講 師 | 後藤 静夫 (本学日本伝統音楽研究センター教授) | |||||||||||||||||||||||
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開講日 | 平成23年10月7日(金)〜12月9日(金) 開講:金曜日 13時00分〜14時30分 <全10回> (10月7日、14日、21日、28日、11月4日、11日、18日、25日、 12月2日、9日 ※全10回) |
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開講日程 |
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会場 | 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1 (京都市西京区大枝沓掛町13-6) >>地図 |
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定員 | 50名(先着順で定員になり次第締切) | |||||||||||||||||||||||
受講料 | 5,000円 | |||||||||||||||||||||||
申込方法 | 下記お問い合せフォーム、または京都市立芸術大学 事業推進担当までお電話でお申し込み下さい。 | |||||||||||||||||||||||
主催 | 京都市立芸術大学 | |||||||||||||||||||||||
お問い合わせ | 京都市立芸術大学 事業推進担当 電話 075-334-2204 FAX 075-334-2281 >> お問い合わせフォーム |