雅楽は都(みやこ)を象徴する貴族文化の一つとして、「詩歌管絃」の語はあまりにも有名です。「詩歌管絃」といえば『紫式部日記絵詞』の一場面―時の権力者藤原道長が寝殿造りの釣殿に佇み、池に浮かべた管絃の船(龍頭鷁首:りゅうとうげきしゅ)を眺める様を描く―を思い浮かべる方も多いことでしょう。では、「詩歌管絃」とはどのような営みであったでしょうか。あらためて「詩歌管絃」に注目し、よく知られた絵画史料や、雅楽の歴史を知るうえで重要な文献を使いながら、聴こえない音からどんなことが読みとれるのかを考えます。「管絃」=「管弦」ではない点、天皇以下の貴人が楽器を奏した意味など、文化史における雅楽の役割について取り上げる講座です。
講 師 | 三島暁子(日本伝統音楽研究センター 非常勤講師) | |||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
開講日 | 開講:2月1日(水)〜15日(水) 時 間 :(午前)10:40〜12:10 (午後)13:00〜14:30 ※全6回(記載の開講日はすべて水曜日です) |
|||||||||||||||||||
開講日程 |
|
|||||||||||||||||||
会場 | 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1 (京都市西京区大枝沓掛町13-6) >>地図 |
|||||||||||||||||||
定員 | 50名(先着順で定員になり次第締切) | |||||||||||||||||||
受講料 | 3,000円 | |||||||||||||||||||
申込方法 | 下記お問い合せフォーム、または京都市立芸術大学 事業推進担当までお電話でお申し込み下さい。 | |||||||||||||||||||
主催 | 京都市立芸術大学 | |||||||||||||||||||
お問い合わせ | 京都市立芸術大学 事業推進担当 電話 075-334-2204 FAX 075-334-2281 >> お問い合わせフォーム |