平成23年度 でんおん連続講座F

「古代中世の雅楽‐古楽譜から読み解く古代大陸の歌謡的旋律」

こんにちの雅楽では、旋律楽器の篳篥・横笛に対して、笙・箏・琵琶は伴奏楽器といえます。ところが、古代中世の文学・記録に目をやると、箏や琵琶を単独で弾く場面が随所にみられます。 "伴奏のみ"を鑑賞する慣習などあったのか?国内外の研究によると、当時の雅楽は1曲あたり演奏時間が現在よりもはるかに短く、全楽器が旋律を奏していたといいます。現在の雅楽とはまったく趣の異なる古代中世の雅楽、それはどのような調べであったのかを講義を通じて検証します。

講 師 田鍬 智志(日本伝統音楽研究センター 非常勤講師)
開講日

開講:11月18日、11月25日、12月2日、12月9日、12月16日
※全5回(記載の開講日はすべて金曜日です)
時 間 :10:40〜12:10

開講日程
11月 18日 こんにちの雅楽
25日 古代中世の物語などに描かれた箏・琵琶の演奏場面
12月 2日 箏・琵琶などの"伴奏"に秘められた古代大陸の歌謡的旋律
9日 古代中世の楽譜を解読して演奏してみる〜唐楽篇
16日 古代中世の楽譜を解読して演奏してみる〜高麗楽篇
(各回の講義内容は、若干変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。)
会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >>地図
定員 50名(先着順で定員になり次第締切)
受講料 3,000円
申込方法 下記お問い合せフォーム、または京都市立芸術大学 事業推進担当までお電話でお申し込み下さい。
主催 京都市立芸術大学
お問い合わせ 京都市立芸術大学 事業推進担当
電話 075-334-2204 FAX 075-334-2281
>> お問い合わせフォーム
最終更新日:2011/9/6 | 公開日:2011/6/9