平成22年度 でんおん連続講座C

「謡を朗読する〜能をたのしく鑑賞するための準備〜(後期)」

室町時代に成立した能は、現在でもよく演じられていますが、1時間以上の長さの力のこもった演技をよりよく受け止めるためには、鑑賞のポイントをしっかり意識しておくことも大切です。
この講座では、毎回1番の能の音楽演出上のポイントを解説した後、能の基本である「謡(うたい)」のテキストをみなで朗読します。鑑賞暦は長くても、なかなかわかった気にならないと感じておられる方、日本を代表する文化の一つをより身近に感じたいと思っておられる方、ぜひ受講してください。なお、前期と曲目を差し替えて進めます。

講 師 藤田隆則(日本伝統音楽研究センター准教授)
開講日 平成22年10月6日(水)〜12月15日(水)
開講:水曜日10時40分から12時10分 <全10回>
(10月6日、13日、20日、27日、11月10日、17日、24日、12月1日、8日、15日)
開講日程
10月 6日 はじめに
― もっとも重要なのは謡の文句であるー
13日 人物は囃されて登場する
20日 人物の「名のり」、 曲の「次第」
27日 「詞」から「さし声」へ(吟誦から朗誦へ)
11月 10日 「拍子不合」と「拍子合」の歌の交替
17日 「問答」「物語」から仕方話へとうつるシテ
24日 シテは立ち上がる ― シテの「歩行」と「仕舞」とー
12月 1日 シテは方角と景物を指し示す
― 能の主役は場所である―
8日 シテが働く・ シテが舞う
15日 おわりに ― 物語の結末と祝言ー
会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >>地図
定員 50名(先着順で定員になり次第締切)
受講料 5,000円
申込方法 京都市立芸術大学 事業推進担当にお電話、またはファックスでお申込みいただけます。
ご希望講座名、郵便番号、住所、氏名、電話番号、FAX番号、メールアドレス・同伴者氏名 をお伝え下さい。
電話 075-334-2204 FAX 075-334-2281
または、日本伝統音楽研究センター お問い合わせフォームをご利用下さい。
申込期間 平成22年8月2日(月)から8月31日(水)まで(必着)
申込先・問合先

「京都いつでもコール」
電話 075-661-3755 午前8時〜午後9時(年中無休)
FAX 075-661-5855
お電話・FAXのほか、ホームページからもお申し込みいただけます。
http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/soshiki/2-2-2-0-0_18.html
上記ページのSSLまたは非SSLのボタンをクリックすると申し込み受付フォームが表示されますので、必要事項をご記入の上お申し込み下さい。

2次元コード読み取り対応の携帯電話をお持ちの方は左記のコードからアクセスできます。
http://www.city.kyoto.jp/koho/m/cc/
主催 京都市立芸術大学
お問い合わせ 京都市立芸術大学 事業推進担当
電話 075-334-2204 FAX 075-334-2281
>> お問い合わせフォーム
最終更新日:2010/7/20 | 公開日:2010/3/10