平成22年度 でんおん連続講座A

「丸本でよむ義太夫節
〜菅原伝授手習鑑・三段目桜丸切腹〜」

人形浄瑠璃文楽で演奏される「義太夫節」は、劇場音楽としてすばらしい表現力を有し、現代の鑑賞者を感動させてくれます。 その感動は、台本である浄瑠璃作品が優れていることが前提となっています。 「義太夫節」の台本は「丸本」と呼ばれ、読みものとしても広く流通・享受されてまいりました。木版刷りの丸本は一見難しそうですが、少し慣れれば案外と読みやすいものです。 スケールの大きな、しっかりとしたストーリーが独特で洗練された文体で評された作品は、読み進んでいくと引き込まれ、次の展開を知りたくなっていく楽しみが味わえると思います。 さらに、文楽や義太夫節の概略や構造を学んだ上で、菅原道真を巡る庶民の親子・夫婦・兄弟の愛情を格調高く描く「菅原伝授手習鑑・三段目桜丸切腹の段」を原文で読んでみましょう。また、活字翻刻を参照しながら変体仮名の読み方も学んでみましょう。

講 師 後藤静夫(日本伝統音楽研究センター教授)
開講日 平成22年4月21日(水)〜7月21日(水)
開講:水曜日13時00分から14時30分 <全10回>
(4月21日、28日、5月12日、19日、26日、6月9日、23日、30日、7月14日、21日)
開講日程
4月 21日 文楽と義太夫節
28日 義太夫節の構造と丸本
5月 12日 「菅原伝授手習鑑」とは
19日 丸本を読む 1
26日 丸本を読む 2
6月 9日 丸本を読む 3
23日 丸本を読む 4
30日 丸本を読む 5
7月 14日 「桜丸切腹の段」を見る
21日 まとめ
会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >>地図
定員 50名(先着順で定員になり次第締切)
受講料 5,000円
申込方法 電話、FAX、Eメールにより、郵便番号、住所、氏名、電話番号、FAX番号、メールアドレス・同伴者氏名(何名でも可)を記入し、「京都いつでもコール」までお申込みください。
申込期間 平成22年3月1日(月)から3月31日(水)まで(必着)
申込先・問合先

「京都いつでもコール」
電話 075-661-3755 午前8時〜午後9時(年中無休)
FAX 075-661-5855
お電話・FAXのほか、ホームページからもお申し込みいただけます。
http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/soshiki/2-2-2-0-0_18.html
上記ページのSSLまたは非SSLのボタンをクリックすると申し込み受付フォームが表示されますので、必要事項をご記入の上お申し込み下さい。

2次元コード読み取り対応の携帯電話をお持ちの方は左記のコードからアクセスできます。
http://www.city.kyoto.jp/koho/m/cc/
主催 京都市立芸術大学
お問い合わせ 京都市立芸術大学 事業推進担当
電話 075-334-2204 FAX 075-334-2281
>> お問い合わせフォーム
最終更新日:2010/7/20 | 公開日:2010/3/10