平成21年度 でんおん連続講座C

「能をよりよく鑑賞するための音楽演出面のポイント」

室町初期に成立した能は、現在でもよく演じられて いますが、1時間以上の長さの力のこもった演技をよりよく受けとめる ためには、鑑賞のポイントありかをしっかり意識しておくことも大切で す。
この講座では、一番の能の音楽演出面のポイントを、10回に わたって解説します。鑑賞歴は長くても、なかなかわかった気にならな いと感じておられる方、ぜひ受講してください。
また、能を生んだ中世 の芸能史を深く知るためにも、午後の講義とセットで受講されることを おすすめします。

講 師 藤田隆則(日本伝統音楽研究センター准教授)
開講日 平成21年10月7日(水)〜12月9(水)
開講:水曜日10時40分から12時10分<全10回>
(10月7日、14日、21日、28日、11月4日、11日、18日、25日、12月2日、9日)
開講日程
10月 7日 はじめに ― もっとも重要なのは謡の文句である
14日 人物は囃されて登場する ― 囃子と音楽と
21日 人物の「名のり」、一曲の「次第」
28日 「さし声」「詞」 ― 吟誦・朗誦・詠唱
11月 4日 「拍子不合」と「拍子合」の交替
11日 「問答」「物語」から仕方話へとうつるシテ
18日 物語の展開をもりあげる、囃子と地謡の存在
25日 シテは方角と景物を指し示す ― 能の主役は場所である
12月 2日 シテが立ち上がり歩行する ― 舞と働き
9日 おわりに ― 物語の結末と祝言
会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >> 地図
定員 30名(先着順で定員になり次第締切)
受講料 5,000円
申込方法 電話、FAX、Eメールにより、郵便番号、住所、氏名、電話番号、FAX番号、メールアドレス・同伴者氏名(何名でも可)を記入し、「京都いつでもコール」までお申込みください。
申込期間 平成21年8月19日(水)から9月23日(水)まで必着
申込先・問合先

「京都いつでもコール」
電話 075-661-3755 午前8時〜午後9時(年中無休)
FAX 075-661-5855
お電話・FAXのほか、ホームページからもお申し込みいただけます。
http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/soshiki/2-2-2-0-0_18.html
上記ページのSSLまたは非SSLのボタンをクリックすると申し込み受付フォームが表示されますので、必要事項をご記入の上お申し込み下さい。

2次元コード読み取り対応の携帯電話をお持ちの方は左記のコードからアクセスできます。
http://www.city.kyoto.jp/koho/m/cc/
主催 京都市立芸術大学
お問い合わせ 京都市立芸術大学 事業推進担当
電話 075-334-2204 FAX 075-334-2281
>> お問い合わせフォーム
最終更新日:2010/7/20 | 公開日:2009/2/16