平成22年度 でんおん連続講座D

「新民謡の世界 『新しさ』とは?『民謡』とは?」

大正から昭和にかけて「新民謡」と呼ばれるジャンルの音楽が非常に流行しました。今日《ちゃっきり節》や《東京音頭》といった楽曲をその代表として思い浮かべる方も多いことと思います。しかし近代日本の音楽史・文学史をみると、流行歌・芸術歌曲・詩など、あまりにもたくさんのものが新民謡と呼ばれており、統一した定義を与えるのが不可能とすら思えます。そのため、改めて新民謡とはどんなジャンルだったのか、と考えてみると、なかなかこたえるのが難しいものでもあります。しかしその雑多な状態は、当時の人々が「新しさ」とは何だろうか、「民謡」とは何だろうか、という問題に頭を悩ませて、様々に答えを出した結果であるともいえるでしょう。

講 師 齋藤 桂(日本伝統音楽研究センター非常勤講師)
開講日 平成22年10月6日(水)〜11月10日(水)<全5回>
開講:水曜日 午後1時00分〜2時30分
(10月6日、13日、20日、27日、11月10日)
開講日程
10月 6日 はじめに 〜新民謡の誕生まで
13日 文学としての新民謡
20日 音楽としての新民謡
27日 様々な新民謡運動
11月 10日 まとめ 〜世界の新民謡
会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >>地図
定員 50名(先着順で定員になり次第締切)
受講料 3,000円
申込方法 京都市立芸術大学 事業推進担当にお電話、またはファックスでお申込みいただけます。
ご希望講座名、郵便番号、住所、氏名、電話番号、FAX番号、メールアドレス・同伴者氏名 をお伝え下さい。
電話 075-334-2204 FAX 075-334-2281
または、日本伝統音楽研究センター お問い合わせフォームをご利用下さい。
申込期間 平成22年8月2日(月)から開講前日まで
主催 京都市立芸術大学
お問い合わせ 京都市立芸術大学 事業推進担当
電話 075-334-2204 FAX 075-334-2281
>> お問い合わせフォーム
最終更新日:2010/9/7 | 公開日:2010/3/10