平成21年度 でんおん連続講座D

「中世京都の芸能空間 ―文献史料・絵画史料から読み解く―」

武家政権である室町幕府が、関東の鎌倉から京都に根拠地を移したことにより、京都の都市空間は大きな影響をうけました。全国から武士たちが京都に住むことになり、これまでとは異なった価値観、美意識が生み出されました。こうした歴史的な流れを追いつつ、京都を舞台に新しく育まれ、繰り広げられた芸能・文化の諸相について、毎回テーマを設定して、講義をすすめていきます。
主に古代末から近世初頭に記された公家や武家の日記や、『洛中洛外図屏風』などの絵画史料を用いて、特に室町時代の京都で享受された様々な芸能・文化と、当時の人々の暮らしとの関わりについて、明らかにします。
中世を代表する芸能、能について、理解を深めるためにも、午前の講義とセットで受講されることをおすすめします。

講 師 家塚 智子(日本伝統音楽研究センター非常勤講師)
開講日 平成21年 10月7日(水)〜 12月9日(水)
開講:水曜日 13時〜14時30分<全10 回>
(10月7日、14日、21日、28日、11月4日、11日、18日、25日、12月2日、9日)
開講日程
10月 7日 中世の京都 ―武士の世へ―
14日 『新猿楽記』の世界
21日 時代祭について
28日 南北朝の動乱とバサラの文化(1) ―このごろ都にはやるもの―
11月 4日 南北朝の動乱とバサラの文化(2) ―バサラのふるまい―
11日 都の芸能者たち
18日 『さんせう太夫』から『山椒大夫』へ
25日 室町時代の『源氏物語』
12月 2日 傾きから歌舞伎へ
9日 芸能から芸道へ
会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >> 地図
定員 30名(先着順で定員になり次第締切)
受講料 5,000円
申込方法 電話、FAX、Eメールにより、郵便番号、住所、氏名、電話番号、FAX番号、メールアドレス・同伴者氏名(何名でも可)を記入し、「京都いつでもコール」までお申込みください。
申込期間 平成21年8月19日(水)から9月23日(水)まで必着
申込先・問合先

「京都いつでもコール」
電話 075-661-3755 午前8時〜午後9時(年中無休)
FAX 075-661-5855
お電話・FAXのほか、ホームページからもお申し込みいただけます。
http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/soshiki/2-2-2-0-0_18.html
上記ページのSSLまたは非SSLのボタンをクリックすると申し込み受付フォームが表示されますので、必要事項をご記入の上お申し込み下さい。

2次元コード読み取り対応の携帯電話をお持ちの方は左記のコードからアクセスできます。
http://www.city.kyoto.jp/koho/m/cc/
主催 京都市立芸術大学
お問い合わせ 京都市立芸術大学 事業推進担当
電話 075-334-2204 FAX 075-334-2281
>> お問い合わせフォーム
最終更新日:2010/7/20 | 公開日:2009/2/16