平成21年度 でんおん連続講座B

「 近代における諸芸・雑芸の音楽的エッセンス」

芸能において私たちを面白がらせるエッセンスはどこにあるのでしょうか。能、歌舞伎あるいは文楽など、近世以前に確立して専用劇場にておこなわれる芸能では、さまざまな角度から面白さを見いだすことができます。
それに対して、寄席や大道など劇場の外においておこなわれた雑多な芸能では、面白いエッセンスは数少なくても、それを先鋭化させることで人々の気をひくものが数多くありました。それらはまた、素人でも工夫すれば演じることのできるアクセスのよさがあることから、セミプロの参加や宴会芸への展開をともなっています。
この連続講座では、音楽的に面白がらせるエッセンスにしたがって、近代の諸芸・雑芸を読み解いていきます。これは過去と同時に現在の芸能を観察、評価する目を養うことにもなると考えます。

講 師 今田 健太郎・寺田 真由美(日本伝統音楽研究センター非常勤講師)
開講日 平成21年4月17日(金)〜7月17日(金)
開講:金曜日13時〜14時30分<全10回>
(4月17日、24日、5月15日、22日、29日、6月12日、19日、7月3日、10日、17日)
開講日程
4月 17日 イントロダクション
24日 超絶技巧(1)  例:早口言葉(外郎売り)
5月 15日 超絶技巧(2) 例:三味線曲弾
22日 尽くしもの(1) 例 : あほだら経の貝尽くし
29日 尽くしもの(2) 例 : 古今東西、魚鳥木
6月 12日 数え歌(1) 例 : 一つとせ、お遍路などの社寺めぐり
19日 数え歌(2) 例 : 鉄道唱歌
7月 3日 囃子ことばオチ(1) 例 : 東雲節、オッペケペー
10日 囃子ことばオチ(2)例 : 宮さん宮さん
17日 空耳とナンセンス 例 : カンカンノー、東京節、キンライ節
会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >> 地図
定員 30名(先着順で定員になり次第締切)
受講料 5,000円
申込方法 電話、FAX、Eメールにより、郵便番号、住所、氏名、電話番号、FAX番号、メールアドレス・同伴者氏名(何名でも可)を記入し、「京都いつでもコール」までお申込みください。
申込期間 平成21年2月16日(月)から4月5日(日)まで必着
申込先・問合先

「京都いつでもコール」
電話 075-661-3755 午前8時〜午後9時(年中無休)
FAX 075-661-5855
お電話・FAXのほか、ホームページからもお申し込みいただけます。
http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/soshiki/2-2-2-0-0_18.html
上記ページのSSLまたは非SSLのボタンをクリックすると申し込み受付フォームが表示されますので、必要事項をご記入の上お申し込み下さい。

2次元コード読み取り対応の携帯電話をお持ちの方は左記のコードからアクセスできます。
http://www.city.kyoto.jp/koho/m/cc/
主催 京都市立芸術大学
お問い合わせ 京都市立芸術大学 事業推進担当
電話 075-334-2204 FAX 075-334-2281
>> お問い合わせフォーム
最終更新日:2010/7/20 | 公開日:2009/2/16