謝辞
調査および本稿の執筆にあたっては、財団法人放下鉾保存会ならびに放下鉾祇園囃子保存会の方々に、様々な形でご協力をいただいた。中でも、放下鉾祇園囃子保存会会長の松廣正博氏、同副会長の永井崇博氏、同相談役の加福増蔵氏の各氏には、ご多忙の中を、調査にあたって数々のご配慮をいただいた上、情報・資料の教示や提供をしていただくなど、特にお世話になった。また、太鼓方の梅原史朗氏、笛方の梅原良紀・田中登志夫・永井英行の各氏からは、それぞれのご担当の楽器についての詳しいお話をうかがうことができた。さらに、囃子の後の食事会や懇親会などにも快くお誘いいただき、そうした機会でいろいろとうかがったお話からは、える事柄が多かった(残念ながら、その内の「楽しいお話」については、本報告ではほとんど紹介することはできなかったが…)。さらに、京都府教育庁指導部文化財保護課の有井広幸氏、および財団法人祇園祭山鉾連合会事務局の方々からは、様々なご助言をいただき、京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターの竹内有一氏には、貴重な資料をご提供いただいた。これらの方々に、心からお礼をもうしあげたい。