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昭和の美学書としての『日本音楽の性格』について

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上野正章

文献資料一覧

1.吉川英史が1935年から1949年までの間に執筆した文章

  • 佐藤英士「『冒険』を語る 創刊の辞に代へて」『新音楽』第1号、音楽書房、1935年、pp.29-31.
  • 佐藤英士「シユーバート漫談 映画『未完成交響楽』を迎へて」『新音楽』第1号、音楽書房、1935年、pp.7-11.
  • S・T・E・S生「問題の人 兼常清佐博士」『新音楽』第2号、音楽書房、1935年、pp.6-7.
  • 佐藤英士「盲腸炎患者の音楽談」『新音楽』第2号、音楽書房、1935年、pp.35-39.
  • S・T・E・S生「『新音楽』第3号、音楽書房、1935年、pp.6-13.
  • 佐藤英士「シューバート漫談 カロリーネとの恋愛を中心として」『新音楽』第3号、音楽書房、1935年、pp.25-34.
  • 佐藤英士「音楽会形式の再吟味 『単独音楽会』より『複合音楽会』へ」『新音楽』第4号、音楽書房、1935年、pp.18-22,46.
  • 佐藤英士「亡命時代のヴァークナーの哲学思想」『新音楽』第5号、音楽書房、1935年、pp.45-53.
  • 吉川英士「ゲーテと音楽」『レコード音楽』第12巻第11号、名曲堂、1938年、pp.115-122.
  • 吉川英士「ゲーテの音楽趣味と音楽理論 ゲーテと音楽(2)」『レコード音楽』第13巻第1号、名曲堂、1939年、pp.118-125.
  • 吉川英士「琴、箏、三味線に就て 八雲原野両氏の論説を読みて」『三曲』昭和15年7月号、微妙社、1940年、pp.27-31.
  • 吉川英士「日本音楽の性格とその背景 日本音楽に於ける音の世界観的解釈」『音楽研究』第1巻、日本音楽文化協会、1942年、pp.4-43.
  • 吉川英士「大東亜戦争と国家『君が代』現下音楽政策の根本理念」『音楽文化新聞』第10号、音楽之友社、1942年.
  • 吉川英士「日本音楽美学の建設」『音楽公論』第2巻第5号、音楽評論社、1942年、pp.18-24.
  • 吉川英士「文化批評出でよ ベツカー的精神の欠如」『帝国大学新聞』1942年6月1日号、帝国大学新聞発行所、1942年.
  • 吉川英士「日本音楽史の研究 主として文献による研究に就て」『音楽公論』昭和17年12月号、音楽評論社、1942年、pp.18-25.
  • Eishi Kikkawa, “Art of Blind Musician Miyaghi”, Contemporary Japan 12(6), 日本外事協会, 1943.
  • 吉川英士「日本音楽観序説 用語に表れたる音楽観」『音楽公論』1943年4月号、音楽評論社、1943年、pp.18-25.
  • 吉川英士「日本音楽の神秘観 日本音楽観序説(その2)」『音楽公論』1943年5月号、音楽評論社、1943年、pp.34-39.
  • 吉川英士「芸道としての日本音楽 日本音楽観序説(その3)」『音楽公論』1943年6月号、音楽評論社、1943年、pp.24-29.
  • 吉川英士「日本楽道に於ける練成の精神 日本音楽観序説(その4)」『音楽公論』1943年7月号、音楽評論社、1943年、pp.36-40.
  • 吉川英士「日本音楽と寒稽古 日本音楽観序説(その5)」『音楽公論』1943年8月号、音楽評論社、1943年、pp.10-15.
  • 吉川英士「日本音楽に於ける秘伝 日本音楽観序説(その6)」『音楽公論』1943年9月号、音楽評論社、1943年、pp.13-17.
  • 吉川英士「日本音楽に於ける許し制度免状の意義 日本音楽観序説(その7)」『音楽公論』1943年10月号、音楽評論社、1943年、pp.14-18.
  • 吉川英士「三弦の日本的完成」『日本諸学研究報告(芸術学)』第21篇、文部省教学局、1943年、pp.63-75.
  • 吉川英士「三味線のサハリに就いて」『田辺先生還暦記念東亜音楽論叢』岸辺成雄篇、山一書房、1943年、pp.193-212.
  • 吉川英士「日本最古の音楽資料絵画としての絵因果経」『音楽研究』第2巻、日本音楽文化協会、1943年。
  • 吉川英士「音楽時評」『音楽芸術』第4巻第6号、音楽之友社、1946年、pp.22-25.
  • 吉川英士「太鼓の神秘性に就て」『能』第1巻第5号、能楽協会雑誌部、1947年、pp.14-17.
  • 吉川英士「邦楽の国際性」『日本音楽』第8号、日本音楽社、1947年、pp.9-10.
  • 吉川英士「邦楽の国際性(承前号)」『日本音楽』第9号、日本音楽社、1948年、pp.4-5.
  • 吉川英士、颯田琴次、島澤啓太、田辺尚雄、服部栄次、藤波順三郎、堀内敬三、宮城道雄、山田抄太郎、吉住小三八「日本音楽と学校教育」『能』第2巻第6号、能楽協会雑誌部、1948年、pp.8-15.
  • 吉川英士「音楽と文学」『音楽之友』第6巻第7号、音楽之友社、1948年、pp.32-37.
  • 吉川英士「邦楽の発展性 兼常博士への公開状」『音楽界』第4巻第1号、川田書房、1949年、pp.22-26.

2.『日本音楽の性格』の書評

  • 無記名「日本音楽研究の名著出づ」『日本音楽』第11号、日本音楽社、1948年、p.29.
  • 滝遼一「吉川英士著『日本音楽の性格』」『東洋音楽研究』第9号、音楽之友社、1951年、pp.167-168.
  • 渥美清太郎「日本音楽の性格 吉川英士著」『演劇界』第6巻第6号、日本演劇社、1948年、p.37.
  • Wolfgang Suppan, “Das Fremde naher gebracht”, Musica40(6), 1986, pp.571-573.
  • Dr. Walter Giesen, “KIKKAWA EISHI On the Character of Japanese Music”, Literature Music Fine Arts20(1), 1987, pp.39-44.
  • 上参郷祐康「日本音楽の性格 吉川英史著『美の再発見』多角的に」『日本経済新聞』1979年12月16日号、日本経済新聞社、1979年。
  • 小島美子「私の選んだ本とレコード」『季刊邦楽』第21号、邦楽社、1979年、p.135.
  • 舘野善二「書評 吉川英史著『日本音楽の性格』」「芸能」第21巻第12号、芸能学会、1979年、pp.46-47.
  • 樋口昭「書評 『日本音楽の性格』吉川英史著」『季刊音楽教育研究』第23巻第1号、音楽之友社、1980年、p.191.

最終更新日:2007/11/08 | 公開日:2007/09/04