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【校異凡例】謡伝書の具体的理解と体系的把握に向けて ―「永正元年観世道見在判伝書」の翻刻データ公開 ―

高橋 葉子 編



校異凡例

  1. 般・東・拾の翻刻と校異を三段の表に記載した。上段にの翻刻、中段にの翻刻を記し、相互の異同箇所および拾との異同箇所の直後に、校異番号(ページごとに①②……)を付した。下段ではこれらに対するの表記を示した。
  2. 校異範囲に注意が必要なものについてのみ、校異範囲に傍線を付した。
  3. 表記のみの違いや振り仮名の有無については校異を取らなかった。但し漢字表記や振り仮名によって意味が特定されるもの(例:こうなひ→喉内)など、有意の場合には、校異を記した。
  4. 校異欄では、般・東の表記に対して、矢印(→)で拾の表記を示している。但し校異箇所において般・東の表記が異なる場合、発音が同じ場合は般で代表させた。発音等が異なる場合は、の表記のあとにの表記を( )で括って斜字体で記した。
  5. 校異箇所において、またはのいずれか一方が拾と一致する場合は、「に同じ」等とのみ記した。
  6. 改行の有無は校異を取らなかった。の段落・小項目の冒頭に付された○印については割愛した。
  7. 異同の多いの第5条と奥書は全文の翻刻を掲載した。
  8. 校異以外の注意すべき異同や節付等については注を付し、注番号はページごととした。その他補足事項を( )で括って記した。
公開:2023年07月20日 最終更新:2024年08月29日

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