専任教員プロフィール
吉川 周平 (所長)
■ 略歴
1963年 |
早稲田大学第一文学部文学科芸術学専攻演劇専修卒業 |
1966年 |
早稲田大学大学院文学研究科演劇学専攻修士課程修了(文学修士) |
1974年 |
早稲田大学大学院文学研究科演劇学専攻博士課程単位取得満期退学 |
1971年 |
早稲田大学演劇博物館助手( 1976 年まで) |
1975年 |
アーラム大学(アメリカ)客員教授(早稲田大学交換教員、 1976 年まで) |
1976年 |
早稲田大学演劇博物館嘱託( 1979 年まで)
鹿児島女子短期大学専任講師、鹿児島女子大学文学部専任講師・同助教授、徳島文理大学文学部助教授・同教授、徳島文理大学大学院文学研究科教授等をへて、
2002 年より京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター教授 |
2004年 |
京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター所長(現在に至る) |
■ 研究分野
日本伝統芸能学、日本民俗音楽学、舞踊学。
音楽、舞踊、演劇などと分化している西洋近代の芸術と異なり、それらのものが未分化のまま行われている日本の伝統芸能の要素を取り出して、その機能を 周辺諸国を含むフィールドワークによって、分析する研究をしています。
■ 主な業績
主論文
- 「日本舞踊の理論―舞踊の要素、構造、動作の分析―」、『日本の音楽・アジアの音楽』5、岩波書店、 1989 年。
- 「小泉文夫による日本伝統音楽の研究対象の三分類と『民俗芸能』・『盆踊り』の再検討」、『民族音楽の課題と方法』、世界思想社、 2002 年
- 「松拍考」 [ 上 ] 、『演劇学』8、 1967 年
- 「松拍考」 [ 下 ] 、『演劇学』 10 、 1969 年
- 「姫島の盆踊―風流と盆踊との研究の手がかりとして―」、『演劇研究』7、 1975 年
- 「民俗芸能の一研究―動きを視点として」、『諸民族の音―小泉文夫先生追悼論文集』、音楽之友社、 1986 年
- 「今井慶松の修業―国際教育論を視点として―」、『季刊邦楽』 55 、 1988 年
- 「研究の手引き―『舞踊』の語と舞踊研究史」、『日本の古典芸能』6(『舞踊』)、平凡社、 1970 年
- 「死霊の葬送儀礼としての盆踊り―その身体動作のかたちと意味」、『民族芸術』 16 、 2000 年
- 「世阿弥がとらえた中世日本の神と鬼との身体動作の表現の相違―『風姿花伝』「第二 物学条々」の「神」と「鬼」―」『民族芸術』17、2001年
■ 現在の研究に関するコメント
最終更新日:2007/08/02 | 公開日:2007/08/02