京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターでは、本年度から実施された中学校学習指導要領に和楽器の導入が示されていることから、箏と三味線の効果的な指導方法の体験を目的とする公開実践講座を、2002年12月24日(火)、京都芸術センターと京都市教育委員会との共催で、京都芸術センターにて開催しました。
受講者は当初予定の40名を上回り、京都市立学校などの現職教職員を含む47名でした。参加者は2グループに分かれ、全員が実際に箏・三味線の両方を演奏しながら指導を受けました。(楽器一式貸与)。
参加費は無料で、参加者に貸与する楽器や講師陣を確保することも含め、後援していただいたビクター音楽財団、特別協賛していただいた日本財団、およびYAMAHA MUSIC TRADINGには多大なご協力をいただきました。
また、当日の様子はNHK京都が、その日のニュースとして、テレビ・ラジオで紹介しました。
挨拶: 廣瀬量平所長
講師:(左から)日本伝統音楽研究センター教授 久保田敏子・尾関義江氏・麻井紅仁子氏・日本伝統音楽研究センター司書 井口はる菜
箏の講習 於:講堂
三味線の講習 於:大広間
箏の指導 麻井紅仁子氏