特別講演会

"Ways of thinking about East Asian images of Music"
―東アジアにおける音楽図像をどう考えるか―

この度、京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターでは、音楽図像学の世界的権威であるオーストリア、インスブルック大学音楽学研究所所長 Prof. Dr. Tilman SEEBASS (ティルマン・ゼーバス博士) による特別講演会を次のとおり開催致します。

音楽図像学とは、美術作品・視覚的資料における音楽的な題材や主題の、分析・解釈を扱う学問分野です。欧米ではこの20年ほどで目覚ましい研究成果が上がっています。日本には、資料の体系的収集や整理、目録作りなどの先行例がありますが、将来的には美術領域と音楽領域が協力しあって、進めていくべき新しい学問領域といえるでしょう。音楽図像学についての豊かな研究業績を有する博士が日本および東アジアに暖かいまなざしを向けつつ、未来の可能性を提言する講演です。ぜひご来聴ください。

1 日時

平成13年11月21日(水)午後3時〜午後4時半

2 会場

キャンパスプラザ京都 4階 第2講義室

〒600-8216
京都市下京区西洞院通塩小路下る (JR京都駅ビル駐車場西側・京都中央郵便局西側)
TEL 075-353-9111
FAX 075-353-9121

3 内容

講演は英語で行われます(日本語の通訳がつきます)。

講演者
Prof. Dr.Tilman SEEBASS(ティルマン・ゼーバス博士) 
インスブルック大学音楽学研究所所長
永年 ICTM (国際伝統音楽学会)の音楽図像学部会長を務めており、現在、音楽図像学という分野においては世界的な権威といえる研究者です。日本および東アジアの音楽図像学の進展に貢献したいという構想を長らくあたためておられます。
通訳
勝村 仁子(かつむら・じんこ)氏 国立音楽大学・慶応義塾大学講師
 

4 参加方法

当日会場に直接お越しください(事前申し込みは必要ありません) 。

5 参加費

無料

6 主催

京都市立芸術大学

7 問合せ先

京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター事務室
Tel 075-334-2240 Fax 075-334-2281

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最終更新日:2007/09/04 | 公開日:2001/10/24