平成25年10月9日水曜日~11月27日水曜日(期間内の毎週水曜日・計8回)
講師:
大谷節子(第1回)、上野正章(第2回)、宮本圭造(第3回)、中尾 薫(第4回)、長田あかね(第5回)、五島邦治(第6回)、丹羽幸江・ 高橋葉子(第7回)、高桑いづみ
現代の謡は、複雑な技法と高い精神性をもった芸術的な音曲ですが、その音楽的骨組みはじつは簡素で合理的です。したがって謡には、初歩の手ほどきを受けただけで自由に楽しめる手軽さが、本来備わっていたのです。手軽さゆえに謡は、娯楽や儀礼に用いられ、季節の節目をいろどるのに必要不可欠な音曲とされていました。
この講座では、謡が身近な場所で楽しまれ、必要とされていた近代までの様子を、残された資料から明らかにしたいと思います。毎回、京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターのプロジェクト研究「京観世の記録化」のメンバーが、関連する話題を提供します。音曲としての謡に興味を持っておられる方、その歴史的背景に関心をお持ちの方、どうぞご参加下さい。
同時開催 展観:京観世岩井家の歴史
新研究棟7階展観スペース 2013年10月初旬~12月末
開講日程 |
*各回の内容と配布資料を 伝音アーカイブズより参照していただけます。 |
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公開: 2013年08月30日 最終更新: 2018年03月25日
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