日本伝統音楽研究センター第31回公開講座

「長唄の美と魅力」

チラシイメージ

京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターでは、平成23年度公開講座第1弾として、第31回公開講座「長唄の美と魅力」を開催します。  長唄は、江戸と上方とを往来しながら江戸歌舞伎とともに発達し、江戸後期から戦前にかけて、日本人にもっとも親しまれた音楽の一つです。その芸と美がどのように受け継がれてきたのか、そして引き継がれていくのか、長唄三味線方の今藤政太郎師をお迎えして考察します。  古典長唄の演奏家としての枠に留まらず、洋楽ホールの音響を生かした企画や、数々の新作の作曲でも知られ、京都・関西とも由縁の深い今藤師によるトークと、日本を代表する演奏家陣による名曲のひとときをお楽しみください。

日時

平成23年9月4日(日)午後3時開演(午後2時30分開場)

会場

京都市立京都堀川音楽高校 ホール
(中京区油小路通御池押油小路町238−1)
地下鉄:地下鉄東西線 二条駅下車 2番出口から御池通沿いの御池側の門よりご入場下さい。
市バス:「堀川御池」バス停下車すぐ

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出演・内容

◆ プログラム

1.名曲を聴く1 「越後獅子」
2.トーク 「今藤政太郎師に訊く―伝承力と表現力―」
3.名曲を聴く2 「勧進帳」
【演奏者】
杵屋 東成 (長唄唄方、杵勝会)
今藤 政貴
今藤 政之祐
三味線 今藤 政太郎(長唄三味線方、今藤流)
今藤 美治郎
杵屋 禄山
藤舎 貴生
囃子 藤舎 呂悦(囃子方、藤舎流)
藤舎 悦芳
   ○
望月 隆一郎
望月 太八一郎 

 

【司 会】
竹内 有一(京都市立芸術大学准教授)
配川 美加(東京芸術大学非常勤講師)

◆ 今藤 政太郎(いまふじ まさたろう)氏プロフィール

今藤氏
昭和10年生まれ。今藤流の指導者として流派の内外で多くの門弟と愛好者を育てる。
平成10年 日仏文化交流歌舞伎公演「二人椀久」(富十郎・雀右衛門)同19年 パリ・オペラ座歌舞伎公演「勧進帳」(團十郎,海老蔵,亀治郎)等で、長唄の魅力を世界に伝える。
同22年日本芸術院賞ほか受賞多数。

入場料

1,000円
チケットは事前に「京都市立芸術大学事業推進担当の事務所」、または、京都堀川音楽高校に隣接する堀川御池ギャラリー(京都市立芸術大学ギャラリー・アクア)の受付にて購入ください。
席に余裕がある場合は当日券も販売します。

主催

京都市立芸術大学

後援

第26回国民文化祭京都府実行委員会

問合せ先

・京都市立芸術大学 京都市立芸術大学 事業推進担当 Tel 075-334-2204 
京都市立芸術大学ギャラリー・アクア(堀川御池ギャラリー)

最終更新日:2011/7/26 | 公開日:2011/7/21