平成19年度1回公開講座

今よみがえる平家(平曲)‐物語る声と音

今よみがえる平家(平曲)‐物語る声と音のチラシ

 京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターでは、平成19年度第1回公開講座「今よみがえる  平家(平曲)‐物語る声と音」を開催します。 平家物語を琵琶の伴奏で語る平家(平曲)は、現在希少な音楽遺産となっています。この遺産は諸外国の伝統的な語り物、日本中世の音楽史といった大きな世界につながる大切な窓口です。 今回の講座では、名古屋に伝承されてきた平家琵琶演奏の記録に力を注いだ音楽学者藤井制心氏の業績等を紹介しながら、中世近世の日本音楽史上での平家の位置、価値、音楽的特徴等について理解を深めていただき、ディスカッションの中で平家琵琶の面白さや未来の可能性について考えていきたいと思います。 ぜひこの機会にご参加いただき、よみがえる平家の魅力をご堪能ください。

日時

平成19年9月22日(土) 
午後2時から午後5時まで (午後1時30分受付開始)

会場

キャンパスプラザ京都(京都市下京区西洞院通塩小路下る)

内容

講演
藤井知昭氏(民族音楽学、国立民族学博物館名誉教授)        
薦田治子氏(日本音楽史、武蔵野音楽大学教授)
ディスカッション
藤井知昭氏・薦田治子氏・藤田隆則准教授
司会・進行役
藤田隆則(本学日本伝統音楽研究センター准教授)

受講料

無料

受講方法

当日会場で受付

定員

170名

主催

京都市立芸術大学
社団法人東洋音楽学会西日本支部

問合せ先

京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター事務室
Tel 075-334-2240 Fax 075-334-2281

最終更新日:2007/08/07 | 公開日:2007/08/07