平成13年度第1回公開講座

「現代邦楽への招待」
(内容報告)

日本伝統音楽研究センターにおける研究成果を一般に公開することを目的に、公開講座を開いています。
平成13年度第1回は、「現代邦楽への招待」と題して11月28日、京都芸術センターと共催で京都芸術センター1階フリースペースにて開催しました。

当日の様子

長廣比登志教授による第一部講演「現代邦楽の成立と発展」
第二部 島田重弘氏による箏独奏、宮城道雄作曲〈手事〉から「輪舌」

第二部 三橋貴風氏による尺八独奏、諸井誠作曲〈竹籟五章〉から「芬陀・明暗」
第二部 島田重弘氏による十七絃独奏、廣瀬量平作曲〈「みだれ」による変容〉
第二部 三橋貴風氏による尺八独奏、廣瀬量平作曲〈魂ふり〉
第三部 作品をめぐって 長廣・島田・三橋・廣瀬
第三部 作品をめぐって 討論
熱心な聴衆

当日配布された梗概より 

  1. Painter versus musician 「画家」対「音楽家」
  2. Organological approaches in Western scholarship  西洋の研究における楽器学的アプローチ
  3. Iconography and its use for reconstruction  図像学と、復元への利用
  4. Organology versus iconography  「楽器学」対「図像学」
  5. Visual object and visual meaning, or the signifier and the signified 
    視覚的対象物と視覚的意味、あるいは「意味するもの」と「意味されるもの」
  6. The potential and the power of the visual - first example 視覚的なものの可能性と力:第一の例
  7. The potential and the power of the visual - second example 視覚的なものの可能性と力:第二の例
  8. Modes of thought - West and East  思考方法:西洋と東洋

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広報資料 平成13年度第1回公開講座「現代邦楽への招待」

最終更新日:2007/09/11 | 公開日:2003/03/15