石山祥子、今田健太郎、上田学、奥中康人、笹川慶子、笹原亮二、澤井万七美、末松憲子、竹内有一、竹原明理、龍城千与枝、寺田詩麻、寺田真由美(大谷真由美)、土居郁雄、廣井榮子、細田明宏、真鍋昌賢、横田洋
京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターにおける2005年度から2007年度の3年間にわたる「近代日本における音楽・芸能の再検討」プロジェクトでは、音楽・芸能にとって「近代」とはいかなる時代であり、音楽・芸能はどのように「近代」に対応してきたかを検討した。その検討を通して「日露戦争期」・「受容・変容の様態」・「興行」・「観客・」・「複製」・「改良」等のキーワードが浮かび上がってきた。 本プロジェクトではそれらの検討を下敷きとして、音楽・芸能の「芸術化」の諸問題を議論・検討してゆく。その際、前プロジェクトの視点に加え、音楽・芸能の歴史叙述、関係者の言説、研究史等の再検討も行う。必要に応じて「前近代」の事例も取り上げたい。
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