平成28年3月2日(日)
日本の伝統音楽・伝統芸能には、 どのような“知”が隠されているのでしょう?
伝統を伝えるためには、 厳しい身体の修練が大切です。 そして伝統音楽の演奏は身体の動きの流れそのものです。
このシンポジウム+ワークショップでは、 伝統音楽や伝統芸能の身体が「新しい楽しみを与えてくれるもの」「新しい知の領域をきりひらくもの」となり得ることを明らかにします。 それをふまえて、 未来の伝統音楽・伝統芸能の実践・鑑賞・研究は、 どのように関係しあっていくのかを考えます。
公演中の入退場自由/親子参加も歓迎します。
武内 恵美子(たけのうち ・ えみこ) 国立音楽大学大学院、総合研究大学院大学文化科学研究科国際日本研究専攻修了。 博士(学術)。 国立音楽大学助手、秋田大学教育文化学部准教授を経て現職。 音楽学(日本音楽思想史、日本音楽文化史)。 江戸時代の思想と音楽について、江戸時代の上方歌舞伎の演奏者について研究している。第24回田邊尚雄賞受賞、第20回清栄会奨励賞受賞。 |
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安田 登(やすだ ・ のぼる) 能楽師(ワキ方下掛宝生流)、公認ロルファー。1956年生まれ。 鏑木岑男師(ワキ方)の謡に衝撃を受け、27歳のときに入門。さまざまな形での能のワークショップを行なうほか、学びの場である寺子屋を各地で開く。 著書に『疲れない体をつくる「和」の身体作法』『能に学ぶ身体技法』『異界を旅する能』『身体感覚で「芭蕉」を読みなおす』他多数。 |
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小林 昌廣(こばやし ・ まさひろ) 情報科学芸術大学院大学教授。 1959年東京生まれ。 大阪大学大学院医学研究科博士課程単位取得。 医療・哲学・芸術の3点から見た身体論を構築。 専門は医療人類学、身体表現研究、表象文化論、古典芸能批評。 歌舞伎は3歳の頃から見続けている。 古今亭志ん朝と同じ町内会であったのが自慢。 主著に『病い論の現在形』『臨床する芸術学』など多数。 |
平成28年3月2日(水) 15:00~17:30(14:00会場)
京都芸術センター 講堂
(京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2)
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公開:2016年02月03日 最終更新:2018年03月21日
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