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でんおん連続講座

平成22年度 でんおん連続講座B
謡を朗読する~能をたのしく鑑賞するための準備~(前期)

平成22年5月12日水曜日~7月14日水曜日(毎回水曜日・全10回)

講師:
藤田隆則

室町時代に成立した能は、現在でもよく演じられていますが、1時間以上の長さの力のこもった演技をよりよく受け止めるためには、鑑賞のポイントをしっかり意識しておくことも大切です。
この講座では、毎回1番の能の音楽演出上のポイントを開設した後、能の基本である「謡(うたい)」のテキストをみなで朗読します。鑑賞暦は長くても、なかなかわかった気にならないと感じておられる方、日本を代表する文化の一つをより身近に感じたいと思っておられる方、ぜひ受講してください。なお、本講座で取り上げる曲目は連続講座Cとは異なります。

開講日程
5月 12日 はじめに
― もっとも重要なのは謡の文句であるー
19日 人物は囃されて登場する
26日 人物の「名のり」、 曲の「次第」
6月 2日 「詞」から「さし声」へ(吟誦から朗誦へ)
9日 「拍子不合」と「拍子合」の歌の交替
16日 「問答」「物語」から仕方話へとうつるシテ
23日 シテは立ち上がる ― シテの「歩行」と「仕舞」とー
30日 シテは方角と景物を指し示す
― 能の主役は場所である―
7月 7日 シテが働く・ シテが舞う
14日 おわりに ― 物語の結末と祝言ー
開催日
平成22年5月12日水曜日~7月14日水曜日(毎回水曜日・全10回)
時間
午前10時40分~午後0時10分
講師
藤田隆則
会場
京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センター
合同研究室1(新研究棟7階)
定員
50名(先着順で定員になり次第締切)
申し込み
必要
参加費
5,000円
問い合わせ先
京都市立芸術大学 教務学生支援室 事業推進担当
電話075-334-2204
問い合わせフォーム

公開: 2010年03月10日   最終更新: 2018年03月21日

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