京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター

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プロジェクト

2024年度 プロジェクト研究
祝言の音・声・音楽―能楽とその周辺(2024)

研究代表者名

藤田 隆則  Takanori Fujita

共同研究者名

上野 正章(本学客員研究員)
恵阪 悟(帝塚山大学)
沖本 幸子(東京大学)
鎌田 紗弓(東京国立文化財研究所)
荒野 愛子(神戸女子大学)
近藤 静乃(東京藝術大学)
柴 佳世乃(千葉大学)
曽村みずき(学術振興会特別研究員)
高橋 葉子(本学客員研究員)
田草川 みずき(千葉大学)
長田 あかね(神戸女子大学)
丹羽 幸江(本学客員研究員)
根本 千聡(日本伝統音楽研究センター特別研究員)
坂東 愛子(日本伝統音楽研究センター共同研究員)
森田都紀(京都芸術大学)
吉岡 倫裕(日本伝統音楽研究センター共同研究員)
武内恵美子(本学准教授)

研究の趣旨(目的・意義・特色など)

祝言とは、本来、時の節目を刻む特別な機会において、場所や人々を祝福するための言語行為を意味するが、特定の儀礼や儀式といった文脈の中で、その言語行為を声にのせて唱えること、その機会に演奏される祝福を目的とした音楽なども、ひろく、祝言ととらえることができる。また松の声など、めでたさを象徴する事物が発する音やそのイメージも、祝言に含めてもよいかもしれない。本研究の目的は、研究代表者が専門としている能楽を中心にした日本の音楽・芸能における、祝言を実行するための音の選択、組織化、その価値付けの方法や言説などについて、総合的に考察することである。

成果の公開方法

本年度(2024 年度 )内に、数年来つづけてきた、能楽謡伝書のひとつである 「謡鏡」(高知県立歴史博物館所蔵)の翻刻と解説を、原稿としてまとめあげて、伝音センターの報告書として出版(ウェブサイト、冊子体)する。



備考

2024年度におこなわれる〈翁〉付〈高砂〉のドキュメンテーション(記譜の作成、映像
や音声の編集など)の結果については、 2025 年度 末の研究会終了までに公開をする予定である。また、連続インタビューや講演などの原稿は、 2025 年度 末まで に論文集として出版する予定である。

公開:2024年04月18日 最終更新:2024年07月04日

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TEL  075-585-2006 FAX 075-585-2019 共創テラス・連携推進課

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