研究代表者名
竹内有一
Yuuichi Takeuchi
共同研究者名
大西秀紀(京都市立芸術大学客員研究員)、櫛田典子(常磐津協会正会員、邦楽演奏家)、小西志保(竹内研究室研究嘱託員、邦楽演奏家)、龍城千与枝(元京都市立芸術大学非常勤講師)、常岡亮(常磐津協会理事、邦楽演奏家)、配川美加(東京芸術大学非常勤講師)、前島美保(日本学術振興会特別研究員、京都市立芸術大学客員研究員)
研究の趣旨(目的・意義・特色など)
豊後系浄瑠璃諸派のうち、流祖宮古路豊後掾の直系で現存最古とされる常磐津節を中心に、総合的な調査研究を行う。以下の課題を適宜分担して研究を進める。
- (1)新出常磐津正本の書誌的調査・翻刻・歴史的考察
- (2)他流との掛合ものの実践的研究
- (3)稀曲・復曲に関わる予備的研究
- (4)レコード音源の調査と考証
成果の公開方法
備考
開催場所は、特筆なき場合、日本伝統音楽研究センター合同研究室2または805研究室。
開催報告
- 第1回 2017年4月20日(木)14時~18時
ミーティング、常磐津正本「心情語而御神楽」の解読と考察(小西・竹内・常岡)
- 第2回 2017年4月21日(金)11時~17時
常磐津正本「心情語而御神楽」の解読と考察(小西・竹内・常岡)
- 第3回 2017年5月18日(木)13時~18時
常磐津正本「和事色世話」の解読と考察(ゲストスピーカー:竹内道敬、小西・竹内・常岡・龍城)
- 第4回 2017年5月19日(金)11時~16時
常磐津正本「初深雪花の袖笠」の解読と考察(小西・竹内・常岡)
- 第5回 2017年6月29日(木)13時~19時
常磐津正本「蝶羽風梅暫」の解読と考察(櫛田・小西・竹内・常岡)
- 第6回 2017年6月30日(金)11時~17時
常磐津正本「大和い手向五字」の解読と考察(櫛田・小西・竹内・常岡)
- 第7回 2017年7月1日(土)11時~17時
常磐津正本「蝶鵆花の常磐津」の解読と考察(櫛田・小西・竹内・龍城・常岡)
- 第8回 2017年7月27日(木)13時~17時
常磐津正本「花吹雪裾野忍笠」の解読と考察(櫛田・小西・竹内・常岡)
- 第9回 2017年7月28日(金)11時~18時
常磐津正本「花吹雪裾野忍笠」の解読と考察(櫛田・小西・竹内・常岡)
- 第10回 2017年7月29日(土)11時~17時
常磐津正本「蝶鵆花の常磐津」の解読と考察(櫛田・小西・常岡)
- 第11回 2017年8月20日(日)14時~19時
常磐津正本「花既仇夜嵐」の解読と考察(櫛田・小西・竹内・常岡)
- 第12回 2017年8月21日(月)11時~18時
常磐津正本「花既仇夜嵐」の解読と考察(櫛田・小西・竹内・常岡)
- 第13回 2017年8月22日(火)11時~17時
常磐津家元所蔵正本の修復作業(櫛田・小西・竹内・常岡)、場所:日本伝統音楽研究センター601研究室
- 第14回 2017年9月8日(金)12時~17時
常磐津曲と箏との合奏の手法について(ゲストスピーカー:西川かをり、小西・竹内、聴講:常磐津部員)
- 第15回 2017年9月18日(月)12時~18時
常磐津家元所蔵正本の修復作業(櫛田・小西・常岡)、場所:日本伝統音楽研究センター601研究室
- 第16回 2017年9月19日(火)10時~17時
常磐津家元所蔵正本の修復作業(櫛田・小西・竹内・常岡)、場所:同上
- 第17回 2017年11月17日(金)15時~20時30分
研究ミーティング「曲節譜史料としての浄瑠璃正本―豊後三流の場合―」(櫛田・小西・竹内・常岡)
- 第18回 2017年11月18日(土)13時~17時
翻刻の総括(櫛田・小西・竹内・常岡)
- 第19回 2018年3月17日(土)13時~15時30分
来年度の課題(小西・竹内・常岡)、場所:ホテルグランヴィア京都
公開:2018年04月06日