平成21年10月7日水曜日~12月9日水曜日(毎回水曜日・全10回)
講師:
家塚智子
武家政権である室町幕府が、関東の鎌倉から京都に根拠地を移したことにより、京都の都市空間は大きな影響をうけました。全国から武士たちが京都に住むことになり、これまでとは異なった価値観、美意識が生み出されました。こうした歴史的な流れを追いつつ、京都を舞台に新しく育まれ、繰り広げられた芸能・文化の諸相について、毎回テーマを設定して、講義をすすめていきます。
主に古代末から近世初頭に記された公家や武家の日記や、『洛中洛外図屏風』などの絵画史料を用いて、特に室町時代の京都で享受された様々な芸能・文化と、当時の人々の暮らしとの関わりについて、明らかにします。
中世を代表する芸能、能について、理解を深めるためにも、午前の講義とセットで受講されることをおすすめします。
開講日程 |
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公開: 2009年02月16日 最終更新: 2018年03月22日
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