平成26年2月27日金曜日, 2月28日土曜日
講師:
田鍬 智志(日本伝統音楽研究センター准教授)
出演:でんおん管絃講
雅楽は、平安前期に様式が確立したといわれていますが、こんにち、我々が見て聴いて知っている雅楽は、平安前期はおろか中世まで遡ることも困難です。中世以前のあらゆる資料から垣間見える音楽や舞は明らかに現行とは様子が違います。平安末期および鎌倉期には、舞譜『掌中要録』・楽書『教訓抄』『続教訓抄』・笛譜『管眼集』・箏譜『仁智要録』・琵琶譜『三五要録』など、実に多くの雅楽にかんする書や譜が撰述され、そしてそれらの多くが今日に伝存しています。そこから垣間見えるその時代の舞楽は、どのような音楽と舞だったのでしょうか?今回は、唐楽を伴奏とする左方舞のうち平舞演目の再現に挑みます。
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公開: 2014年07月29日 最終更新: 2019年11月08日
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