平成27年5月13日水曜日~7月15日水曜日(期間内の毎週水曜日・全10回)
講師:
山田智恵子(日本伝統音楽研究センター教授)
人形浄瑠璃文楽の音楽である義太夫節は、近年まで多くの人々にとって身近なものでした。しかし現在は、耳慣れないと感じる人が多いのが実情でしょう。
この講義では、ことば(詞章)と旋律の関係に着目し、音楽としての義太夫節にスポットを当てます。今年度は、『ひらかな盛衰記』をとりあげ、「三段目 逆櫓の段」「四段目 神崎揚屋の段」を中心に、その詞章を音読した後、実際の演奏を聴いていきます。ことばと旋律の関係、および段の音楽様式(風)の問題など、義太夫節の音楽としての聴き方がわかるようになることを目指します。
開講日程 |
※ 第1回目は、ゲスト講師 神津武男氏(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)をお招きして、お話を伺います。 |
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公開: 2015年03月19日 最終更新: 2018年03月25日
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