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祝言としての〈翁〉・〈高砂〉

祝言としての〈翁〉・〈高砂〉インタビューとエッセイ

2024年5月3日(金・祝)、京都市立芸術大学、堀場信吉記念ホールにて、本学の移転記念事業の一つとして、『祝賀能 翁(おきな)・と高砂(たかさご)』が演じられました。〈翁〉翁は、「能にして能にあらず」と言われ、他の演目とは一線を画す、古風な様式を持つ能楽の演目です。正月などの祝いの場で演じられ、京都では平安神宮や八坂神社の新春奉納などが有名です。

〈翁〉の後に据えられている能を脇能と呼び、祝賀能では 、〈高砂〉という演目が脇能として行われます。〈翁〉は本学客員教授の能楽師、金剛永 謹先生により、またそして、〈高砂〉は、音楽学部非常勤講師の金剛龍謹先生によって演じられました。

京都市の公立大学の移転ということで、出演者は、能楽協会京都支部の能楽師をが中心に出演していただきました。 このページでは、公演をより理解し、楽しんでいただくために、出演者へのインタビューや、能楽に関わる研究者・アーティストたちによるエッセイなどを、ここにまとめました。

〈翁〉とは?

翁は能楽の中でも、最も古く、神聖視されている特別な演目です。近年では、新年などの祝事に行われることが多い演目ですが、日本古来の神事儀礼を継承するものでもあります。

〈高砂〉とは?

高砂は、世阿弥作の能の代表作であり、正式な祝福の能として、人々に愛されてきた曲です。

公開:2024年07月25日  最終更新:2024年08月08日

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