日本伝統音楽研究センターでは、日本伝統音楽研究センター研究報告12「近世日本と楽の諸相」(武内恵美子 編)を出版いたしました。
まえがき | 武内 恵美子 |
第一部 言説と実践 | |
荻生徂徠の残響―太宰春台·堀景山·水谷博泉·乳井貢·山県大弐·帆足万里の「楽」言説を巡って― | 小島 康敬 |
弘前藩における楽実践 | 武内 恵美子 |
毛利壺邱の『楽道筆記』と催馬楽復興 | 遠藤 徹 |
神山長広について | 山田 淳平 |
第二部 楽律論の展開 | |
豊田市中央圖書館蔵安倍季良撰抄本 『律呂』について-解題及び『山鳥秘要抄』諸伝本との比較- | 明木 茂夫 |
鈴木蘭園の楽律論―『律呂辨説』を中心として | 榧木亨 |
荻生徂徠の『楽律考』『楽制篇』並びにその楽律論の継承と影響(その一 、荻生北渓) | 山寺美紀子 |
朱載堉の円周率と荻生徂徠 | 小林龍彦 |
第三部 文人と楽 | |
琴士の系譜-鈴木修敬·村井琴山、浦上玉堂― | 高橋 博巳 |
楽人東儀文均と文人社会―江戸末期三方楽所楽人と文人社会の関わり方の一例として- | 南谷 美保 |
長崎歴史文化博物館蔵『書翰集』について | 唐 権 |
第四部 東アジアの楽の諸相 | |
中国の百戯と古代日本の相撲儀礼―その芸能および左右近衛府について | 平間 充子 |
朝鮮時代後期における儒学者の「琴」認識―七弦琴〈唐琴、儒琴〉と玄琴をめぐって- | 平木 實 |
開皇楽議略論―隋朝雅楽の成立とその政治過程 | 渡辺信一郎 |
著者一覧 | |
共同研究会開催一覧 |
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