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研究報告

地歌箏曲研究
日本伝統音楽研究センター研究報告6


久保田敏子編

「こんな本が欲しい!!」との要望にお応えして、地歌箏曲に関する事典形式のハンディな参考書が京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターから出版されました。
題して『地歌箏曲研究』。ちょっとお堅い題名ですが、最新の研究を踏まえた書き下ろしで、中味は実に読みやすくしかも豊富です。楽曲解説の<楽曲編上><楽曲編 下>と<資料編>の3セットですが、価格は実費で、驚樗 の廉価が嬉しいです。
<楽曲編上・下>では、稀曲も含めて、現在、伝承が確 認できた古典曲の全作品と、昭和初期までの代表作品の他、上方の座敷唄や京極流、東明流作品の代表曲に至るま で網羅し、一曲ごとにその曲種・作詞者・作曲者・初出年・調弦・詞章・解説を付けています。
<資料編>では、「第1部総論編」で、地歌・箏曲・胡弓・ 尺八のいわゆる三曲の略史と、<楽曲編>で取り上げた曲種・調弦について述べ、「第2部 資料編」で、作詞作曲者や関連人物の略伝と、文献資料一覧とその解題、主要音源・映像資料をとりあげています。その上、伝承の略系譜、 調弦等の図表も付いています。

内容

楽曲編 上
楽曲編 下
サンプルページ(PDF:474KB)をご覧ください。
資料編
目次
第1部 総論編
  1. 箏曲の前身
  2. 芸能集団の台頭と民衆芸能
  3. 当道座と箏曲の誕生
  4. 箏曲の伝承と流派
  5. 三味線の誕生と発展
  6. 地歌の誕生と発展
  7. 地歌箏曲の楽しみ
  8. 当道座における地歌箏曲のジャンル
  9. 胡弓と尺八
  10. 明治以降の地歌箏曲の新ジャンル
  11. ジャンルを超えた特殊な分類
  12. 作曲法・演出・音型による分類
  13. 調弦
第2部 資料編
  1. 関連人物略伝
  2. 参考文献および地歌箏曲関連資料解題
  3. 図表資料
  4. <楽曲編>掲載作品一覧(50音順)
  • あとがき
サンプルページ(PDF:520KB)をご覧ください。

閲覧・入手方法

当センター閲覧室や、各地の図書館・研究機関にて閲覧いただけます。
在庫切れにて再販の予定はございません。
下記の公共図書館等で貸出を行っていますのでどうぞご利用下さい。

発行年月日:
2012/03/31
定価:
税込 ¥3,000
在庫:
×
発行所:
京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センター
公開:2012年06月21日  最終更新:2018年08月22日

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