日本伝統音楽研究センターでは平成22年6月に開催された公開講座「山口鷺流狂言―地域伝承の可能性」の模様を録画・編集したDVD「山口鷺流狂言」を発行いたしました。
能狂言といえば大蔵流と和泉流が有名ですが、このふたつに並んで鷺流があることをご存知でしょうか。流儀そのものは消滅しましたが、その芸系は、複数の地方の保存会の人びとによって、今も伝えられています。このうち、山口鷺流狂言保存会は、能楽研究者とも手をたずさえながら鷺流の古い芸態をしっかり伝えているという点において、地域における伝承のひとつの理想形態であるといえます。大蔵流や和泉流とのちがいを知るための研究資料としてもお役立て下さい。
当センター閲覧室や、各地の図書館・研究機関にて閲覧いただけます。また、頒価1000円にて有償頒布しています。ご希望の方は「ご購入申込フォーム」よりご希望の刊行物をお選びいただき、必要事項をご記入のうえご注文ください。その他の方法につきましては、出版物の入手・閲覧についてのページをご覧下さい。
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