研究活動

プロジェクト研究「歴史的音源から見る三味線音楽の旋律型研究」

研究代表者

山田智恵子

共同研究員:

大久保真利子(くらしき作陽大学音楽学部非常勤講師)、
大西秀紀(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター非常勤講師)
小塩さとみ(宮城教育大学教授)、
蒲生郷昭(東京文化財研究所名誉研究員)、
久保田敏子(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター元所長)、
田中悠美子(くらしき作陽大学音楽学部非常勤講師)、
寺田真由美(相模女子大学非常勤講師)、
野川美穂子(東京芸術大学他非常勤講師)、
時田アリソン(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター所長)、
配川美加(東京芸術大学他非常勤講師)、
廣井榮子(相愛大学非常勤講師 )、
吉野雪子(国立音楽大学非常勤講師)

研究の趣旨:

 町田佳聲は五線譜による楽譜集『三味線声曲における旋律型の研究』以後、やり残した仕事のいくつかをLPレコードアルバムの形で発表している。それは、現存三味線音楽にみられる先行芸能・流行歌・古浄瑠璃などの引用の考証と江戸と上方の音楽様式の違いの把握などであり、その考察の材料となる音源を多数残した。また、それらのレコードアルバムは、町田の三味線音楽研究人脈によってなされたもので、現在我々が演奏家の協力のもとに同じことをしようとしても、かなり困難な状況である。よって、その歴史的音源の内容を検討しつつ、三味線音楽における通ジャンル的旋律型を音から辿る。各種の三味線音楽研究者との共同研究が必要であり、主に前年度の研究会メンバーの継続が中心となる。また、歴史的音源を使用するので、成果発表は、伝音セミナーのような音源をもちいた連続講座の形で、各ジャンルの担当者ごとに発表することを考えている。


活動内容については随時更新いたします。

最終更新日:2014/5/15 | 公開日:2014/5/14