研究活動

共同研究「伝記史料の研究―『夢跡集』『音曲家譜』を中心に―」(2014年度)

   

研究代表者

竹内有一

共同研究員:

大西秀紀(京都市立芸術大学非常勤講師)
齊藤 尚(京都市立芸術大学学芸員)
竹内道敬(元 国立音楽大学教授)
武内恵美子(京都市立芸術大学准教授)
土田牧子(東京芸術大学非常勤講師)
配川美加(東京芸術大学非常勤講師)
前島美保(京都市立芸術大学非常勤講師)
吉野雪子(国立音楽大学非常勤講師)

目的

音楽史・芸能史においても誤伝・誤聞の類はつきものである。それを修正するには多くの困難があるが、まずはそれに気付くこと、顧みるための視座の持ち方が肝要であろう。近世の音楽芸能史料のうち、近世邦楽に関わった音楽家個人の事績について書き留めた史料は意外に少ない。そうした史料をより有効なかたちで活用するために、この共同研究では、以下のような作業を行い、音楽史・芸能史研究の基礎を固め直すことを目指す。


  • (1)研究対象とする史料の掘り起こしと精査(例:国立国会図書館所蔵『夢跡集』『音曲家譜』)
  • (2)(1)の周辺史料や関連する人物についての調査研究
  • (3)既存の伝記研究・事典等における記述の分析と考察
  • (4)調査研究のまとめと公開(翻刻、調査報告等の執筆)

最終更新日:2014/5/1 | 公開日:2014/5/1