京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター

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公開講座・シンポジウム

第56回公開講座(令和元年度第2回)
240年を経てよみがえる常磐津二題 ―常磐津家元所蔵浄瑠璃本の修復と復曲―

令和2年2月9日日曜日

京都市立芸術大学では、日本伝統音楽研究センター第56回公開講座「240年を経てよみがえる常磐津二題―常磐津家元所蔵浄瑠璃本の修復と復曲―」を下記のとおり開催しますので、お知らせします。
平成27年、東京の常磐津家元宅より、江戸期の浄瑠璃本が蔵出しされました。虫損により閲覧不能でしたが本学大学院美術研究科保存修復専攻の協力で修復、約百点(六百丁)の浄瑠璃本がよみがえりました。世界に一点しかない新出稀覯(きこう)本も多数。その中から二曲を精選し、復曲の経緯と手法、その意義を考察しながら、復元的演奏を試みます。修復された浄瑠璃本は、会場ギャラリーにて特別展示いたします。
皆様の御参加をお待ちしております。

 

内容

演目

「緑増常磐寿(みどりますときわのことぶき)」 推定 安永九年(1780年)正月初演
「帯文桂川水(おびのあやかつらのかわみず)」 寛政八年(1796年)正月都座初演
復曲:常磐津 小文字太夫(浄瑠璃)、岸澤 式松(三味線、構成)
補綴:竹内 有一

演奏

浄瑠璃:常磐津 小文字太夫、常磐津 若音太夫、常磐津 千寿太夫
三味線:岸澤 式松、岸澤 満佐志

監修

常磐津 文字太夫(常磐津家元、重要無形文化財 常磐津節保存会会長)

解説

竹内 有一(研究代表者、日本伝統音楽研究センター教授)
常岡 亮(日本伝統音楽研究センター共同研究員)
小西 志保(日本伝統音楽研究センター共同研究員)
宇野 茂男(京都市立芸術大学大学院美術研究科教授 保存修復専攻)

日時

令和2年2月9日(日)
午後2時30分~午後4時45分(開場は午後2時)

会場

京都市立芸術大学 新研究棟7階合同研究室1(西京区大枝沓掛町13-6)

受講料

1000円

定員

60名(要申込・先着順)

受講申込み方法

申込期間 令和元年12月23日(月)から令和2年1月31日(金)まで(必着)
申し込み方法 はがき・FAX・Eメールのいずれかの方法により、1. 郵便番号 2. 住所 3. 氏名(フリガナ) 4. 電話番号(FAX番号) 5. “第56回公開講座 「240年を経てよみがえる常磐津二題」参加希望”と明記の上、お申込みください。
※ 定員に余裕がある場合は、当日申込も受付けます。
申込先 京都市立芸術大学連携推進課(事業・広報担当)
(問い合わせ)
〒610-1197 京都市西京区大枝沓掛町13-6
〔TEL〕075-334-2204(平日 午前8時30分~午後5時15分)
〔FAX〕075-334-2281
〔電子メール〕
問い合わせフォーム

主催

京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター  

本講座は、平成28年度京都市立芸術大学特別研究助成およびJSPS科研費JP17k02284 による成果の一部です。

公開:2019年12月19日 

京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センター

600-8601 京都市下京区下之町57-1 京都市立芸術大学
TEL  075-585-2006 FAX 075-585-2019 共創テラス・連携推進課

©Research Institute for Japanese Traditional Music, Kyoto City University of Arts.

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